日本人の資産構成
2019.3.11

株式会社AWARDです。

日本人はあまりお金の話をしたがりませんが、平均的な世帯ではどんな構成でどのくらいの資産を持っているのか気になりますよね。そういった家計の資産状況について総務省統計局が出しているデータがありますので見てみましょう。

貯蓄の平均は1,820万円?


総務省統計局が発表した『家計調査』によると、平成28年における⼆⼈以上の世帯の貯蓄は、平均で1,820万円となっています。意外と大きな数字に感じませんか?このくらいの資産を持っているとある程度将来に渡っての生活費などにもめどが立ちそうですよね。

しかし、ここには統計のマジックがありまして、中央値で見ると1,064万円となっていました。中央値というのは貯蓄が小さい世帯から並べていってちょうど中央にあたる方の数値ということになります。平均値が1,820万円で中央値が1,064万円ですから、たくさん貯蓄をしている方が全体の平均値を引き上げていることが分かります。

資産構成と投資の割合は


それではこの統計の中で示されている、家計資産の内訳を見てみましょう。貯蓄の内訳の平均値を見てみると下記のような割合で資産を保有しているようです。

定期性預貯金:39.9%

通貨性預貯金:22.6%

生命保険:20.8%

有価証券:14.6%

金融機関外:2.1%

通貨性預貯金というのは普通預金とほぼ同じ意味ですので、資産全体の62.5%が預貯金となっています。全体の3分の2が預貯金というのは諸外国に比べても非常に大きな割合ですので、日本人がいかに貯蓄好きかが分かります。また投資の割合で考えれば、有価証券が株や債券といった商品にあたりますので、日本人は資産の内の15%程度を平均として投資しているということになりますね。この割合も米国などに比べると非常に低い数字となっています。

お金を活きる場所に置く


過去の日本では定期預金でも金利が10%前後ついているような時期がありましたから、預貯金に対する信頼感が強いのかもしれませんね。しかし、現在では預貯金で得られる金利はほぼゼロパーセントです。もっとお金が活きる場所、お金が増える場所に資産を置いた方が良いのではないかと思います。

人それぞれ資産運用にまわした方が良い金額は異なりますが、日本の平均的なデータからは投資教育が進んでないがゆえに預貯金に偏っている資産構成になっていることが見えてきます。ぜひご自身はどのような割合で資産を持っていきたいか考えてみてください。

カテゴリーから記事を探す