日経平均株価 大幅回復 【市場情報】
2016.4.14

株式会社AWARDの渡邉です。昨日は 日経平均株価 が大きく上昇しました。前日比421円高ということで1万6349円まで上昇し、16000円の大台を一気に回復しています。相場が下がりすぎていたための反発もありますが、要因となったのは日本株にとって大きな2つの懸念が後退したからであると言われています。

大きな2つの懸念とは、
・原油安
・円安
でした。原油安が進むことでエネルギー関連会社の収益悪化および経営不安、そしてそういった企業に対する融資の焦げ付きからくる銀行収益への不安は、世界経済の不安定化の要因となっていました。実は原油に関しては4月17日にカタールのドーハで開かれる会合で増産の凍結への期待が広がっていることから価格が上昇する傾向を見せています。サウジアラビア、ロシアを筆頭とした産油国間で供給の調整ができることになれば、原油価格の下落は起きにくくなりそうです。

円安に関しては麻生財務相の発言をきっかけとした政府・日銀による為替介入への警戒感もあり109円台まで戻しています。こちらに関しては本日14日より米国ワシントンで開幕するG20財務相・中央銀行総裁会議の内容が注目されることになるでしょう。米国は米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げに慎重な姿勢を見せており、ドル高を容認しない方向性を強めていると言われています。欧州中央銀行(ECB)と日本はインフレ目標を達成するためにも必要な政策を打っていく姿勢に変わりありませんが、米国の政策がやや転換しつつある中でどのような話し合いが行われるのかが大事になってくると言えます。G20後に発表される声明の内容にも着目していきたいですね。

今月は21日木曜日にECBの政策発表、27日にFOMC(連邦公開市場委員会)、27~28日に日銀金融政策決定会合と金融イベントが目白押しです。GW前後は株価が下がるとも言われることが多いですが、今年はどのような動きになるのでしょうか。イベントの影響も見極めていきましょう。

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