銀行での投資
2019.3.4

株式会社AWARDです。

銀行の窓口へいくと、NISA口座の開設や投資信託の購入をお勧めされることがあると思います。多くの方は銀行はお金を預け入れるところとして考えてらっしゃると思いますが、銀行で投資をするのはどうなのでしょうか。

銀行で投資をすると損?


一つ面白いデータがあります。昨年の3月末時点で主要銀行9行と地方銀行20行の窓口で投資信託を購入した方の購入時との評価額の差を金融庁が調べました。顧客が払う手数料を引いた実質的な運用損益を試算したところ、実に46%の方の運用損益がマイナスだったとのことです。

ちなみにここ5年間の日経平均株価の上昇を見てみると約+40%となります。相場の変動はありますが、比較的上昇基調の損をしにくい時期にもかかわらず半数の方が損をしていた現実があります。

なぜ銀行だと損するのか


多くの顧客の運用損益がマイナスになるのには、理由があります。考えられる理由としては、

・手数料が高い商品が勧められるため

・株価が高いときに売りやすい商品を売るから

・窓口の方が投資のことを知らない

といったものが挙げられます。実際窓口で販売されている投資信託は、ネットで購入されているものに比べて手数料が高い商品が多いです。また、価格が高いときの方が『これだけ上がっていますよ』といった形で投資信託を売りやすいので、そういうタイミングで販売を受けた顧客が多いといったこともあるでしょう。

さらに銀行の窓口には投資について精通している方は多くありません。基本的に銀行は法人・個人に対する融資が花形ですから、証券会社の方に比べると投資の知識は少ないと考えるべきかと思います。

商品数にも違いが


また証券会社と比較すると銀行の窓口で取り扱いのある投資商品の数はだいぶ少ないというのもあります。NISA口座を銀行の窓口で勧められてそのまま作ったという方は多いでしょうが、銀行で購入できる商品は限られます。本格的に投資に取り組みたいのであれば、NISA口座も証券会社で作る、もしくは既に作ってらっしゃる方は証券会社に移行するのが良いのではと思います。

金融リテラシー、つまり金融を読み解く力があれば、金融機関の言われるがままに投資を行うということはなくなるでしょう。金融機関の選択、商品の選択、商品を購入するタイミングなど自分自身で判断して結果に責任を持てる投資家になることが、将来的な利益にも繋がるのではないでしょうか。

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