インフレ率と通貨の価値
2019.2.25

株式会社AWARDです。

毎年モノの値段の上がる率のことを『インフレ率』と言ったりします。インフレとは物価が上がることで、デフレが物価が下がることですが、こうしたモノの値段の変化は通貨の価値にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

インフレで下がる通貨の価値


インフレが起こるとモノの値段が上がります。例えばインフレ率が1%の国では、100円で売っているペットボトルの水が、次の年には101円になるイメージですね。最近の日本はだいたいこのくらいのインフレ率で推移しています。

それではインフレが起こると通貨の価値はどう変化するでしょうか?元々100円の水であれば、10.000円があれば100本買うことができていたのが、101円になれば10,000円では99本しか買うことができなくなってしまいますよね。つまりモノの値段が上がるインフレが起こると、通貨の価値は下がっていくのです。逆にデフレで物価が下がっているときには、通貨の価値は上がっていくことになります。

金利の高い通貨はお得か?


日本は世界でも有数のインフレ率が低い国であるとともに、金利も低い国となっています。銀行などにお金を預けてもほとんどお金は増えませんよね。世界を見渡してみると、金利が高い国はたくさんありますので、そうした国の通貨というのは魅力的に見えることがあるかと思います。例えばトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなどはとても高い金利がつくので有名な通貨です。

これらの国の通貨は銀行などに預けておくだけでも高い金利がつくでしょうし、FXを利用して通貨を保有するだけでもかなりの金利が期待できます。しかし、注意したいのが上記で書いてあるインフレ率です。例えばトルコの政策金利は24%あります。超高金利が期待できる通貨になりますが、同時にインフレ率も2018年12月で20.3%となっていました。とても高い金利がもらえる通貨であるのと同時に、すごいスピードで価値が減っている通貨でもあるということですね。

インフレ率と金利のバランス


こうした事実から考えると、投資対象を決める時にはインフレ率と金利のバランスを考えていただくのが良いのではないかと思います。ただ金利が高いからといって投資商品に飛びつくのではなく、その国のインフレ率から通貨の価値の減少も加味して投資対象を選ぶようになると、投資家としてすこしスキルが高まるのではないでしょうか。

ぜひ銀行の窓口や証券会社にて外国の通貨建ての商品を購入するときには気にしてみてください。

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