金融機関の仮想通貨
2019.2.17

株式会社AWARDです。

一昨年、昨年に大いに盛り上がった仮想通貨市場ですが、最近の価格はその頃と比べて低迷しており話題になることも少なくなりました。しかし、世の中では仮想通貨の技術の活用研究が着実に進められているようです。

JPモルガンの仮想通貨


JPモルガン・チェースは、アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く銀行持株会社です。商業銀行であるJPモルガン・チェース銀行や、投資銀行であるJPモルガンを子会社として保有しています。JPモルガン・チェース銀行は米国外を含む商業銀行業務を、JPモルガンは米国外を含む投資銀行業務を分担しているため、JPモルガンの方が馴染みのある方は多いでしょう。ヘッジファンド部門は米国最大で、340億ドルを管理しています。米国に存在する超巨大な金融機関であると捉えておけば良いでしょう。

そんなJPモルガンが、法人顧客間の決済スピードの上昇をはかるため、ブロックチェーン技術に基づく仮想通貨である『JPMコイン』を開発したとのことです。ホールセール決済と呼ばれる大口の決済で利用するための実験に成功したことを14日に発表しています。ただし、このJPMコインはブロックチェーン技術を使ってはいますが、法定通貨に連動するため独自の値動きをする通貨ではないようです。

大手金融機関の研究


他にも三菱UFJフィナンシャル・グループなどもブロックチェーン活用に向けた取り組みに着手しています。こちらも日本円に連動するコインとして開発が進められていますので、JPMコインに似ている性質を持っていると言えるでしょう。ちなみにSBI証券や住信SBIネット銀行などを保有することでも有名なSBIホールディングスもSコインという決済用のコインの流通を構想しています。

下火になっている仮想通貨市場ですが、水面下では大手金融機関が研究を進めており、どのような場面で実用化や利便性の向上に寄与してくるのか今後が楽しみなところです。

国際送金などへ寄与か


最近では通常の電子決済、キャッシュレス決済も相当に進化していますので、その中でどこで特に仮想通貨の活躍の舞台があるのかはまだ未知な部分があります。仮想通貨を利用することで国際間の決済が一瞬でできることを考えると、銀行間の国際送金のシステムにはとって変わっていくことが予想できます。

また仮想通貨は銀行口座を持たない方々へ、お金を貯めたり決済するための手段を提供できる可能性もあります。世界には銀行口座を持てていない方もたくさんいらっしゃいますから、そうした方々も経済圏に取り込んでいけるような通貨が開発されていくとより面白いな、と感じています。

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