コインチェック正式登録
2019.1.12

株式会社AWARDです。

2018年1月、世間を大いに賑わせたコインチェックからの巨額な仮想通貨の流出事件。1年が経った今、コインチェックが正式に仮想通貨交換業者として登録を受けることになりました。

不正流出から1年


仮想通貨の取引所であったコインチェックは、1年前には非常に人気のある取引所の一つでした。有名タレントがテレビCMに出演したこともあり、口座の開設数は急激に増えていたといいます。しかし、そんな矢先に起こった仮想通貨NEMの巨額な不正流出。その額は当時の価値で約580億円にも上りました。

コインチェックからの仮想通貨の流出は、取引所に潜むハッキング等のリスクを顕在化させることになりました。またコインチェック以外のZaifなどの取引所も昨年は流出事件を起こしており、業界全体のリスク管理体制が問われる事態にもなりました。こうした事件も、長く続く仮想通貨価格の低迷の一因と考えられるでしょう。

マネックス傘下にて正式登録


不正流出事件が起きたときには、コインチェックはまだ仮想通貨交換業者の正式登録は受けていませんでした。当時はみなし業者として後の正式登録を目指しながら期間を限定された営業を行っていたのです。不正流出後には自社の力だけでは再建は難しいと判断したのか、大手ネット証券を持つマネックスグループの傘下へと加わることになりました。今回正式に仮想通貨交換業者に登録できたのは、金融業界でのノウハウを多く持つマネックスグループに入った影響が大きいでしょう。

以下が登録内容です。関東財務局の管轄では14番目の登録となりました。

所管:関東財務局
登録番号:関東財務局長 第00014号
登録年月日:2019年1月11日
仮想通貨交換業者名:コインチェック株式会社

後発組の登録への道筋も


コインチェックでの不正流出以来、国内での仮想通貨交換業者の登録はほぼ進んでいませんでした。LINEグループのLVC(グローバルにおいて取引可能な仮想通貨取引所「BITBOX」を運営)や、楽天グループの傘下に入ったみなし業者である「みんなのビットコイン」なども登録待ちの段階にあると思いますが、今後すこしずつ登録が進捗していくのではないでしょうか。

代表的な仮想通貨であるビットコインの価格は、現在ピーク時の5分の1以下の40万円前後です。健全な取引環境が整うのとともに、本当の意味で実用性や価値が認められるようになるのが、また業界が盛り上がるための鍵となりそうです。

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