日経平均株価とTOPIX
2019.1.10

株式会社AWARDです。

日本の代表的な株価指数と言えば、『日経平均株価』と『TOPIX』が挙げられるかと思います。それではこれらの指数にどのような違いがあるか皆さんはご存知でしょうか。本日はこの2つの指数についてご紹介したいと思います。

日経平均株価とは?


日経平均株価は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つです。単に日経平均や日経225と呼ばれることもあります。東京証券取引所が第二次世界大戦敗戦後再開した1949年5月16日時点での採用銘柄の単純平均株価、つまり各社の株価を足し合わせて銘柄数で割って算出された指数として176円21銭からスタートしました。

現在、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしていますが、対象の銘柄は日本経済新聞社が選定しています。実は民間の企業が選定し、算出している指数ということですね。知名度が高く歴史も長いため、民間が作成している経済指標でありながら、日本政府の経済統計でも使われてきました。

TOPIXとは?


これに対してTOPIXは、東京証券取引所第一部上場株式銘柄を対象として、算出・公表している株価指数です。東証第一部上場株の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年(昭和43年)1月4日の時価総額を100として、新規上場・上場廃止・増減資・企業分割などにより修正され、指数化されています。

日経平均株価に比べると、時価総額をベースとして指数を算出しているため、特定の業種や値がさ株(株価が高い株)の影響を受けない利点を持ちます。日経平均株価は特定の会社の与える影響が非常に強くなっています。例えば225社の株式の価格をもとにした指数にも関わらず、ユニクロを運営するファーストリテイリングの構成率が10%近くを占めているなどかなりの偏りがあります。より日本の株式市場全体の実態を表すのはTOPIXと言えるかもしれません。そうしたこともあり、日銀が金融緩和の一環として買い入れているのも日経平均株価ではなく、TOPIXのETFとなっています。

2つの指数で市場の動向を知る


これらの2つの指数はどちらも日本の株式市場を代表する指数です。これらの指数が上昇しているときには、株式市場は活発で勢いがあるでしょうし、下がっているときには市場に弱気ムードが漂っていることを示しています。個別株を取引する時にも、市場全体の雰囲気をつかむのは大切です。当然全体が強気ムードの時の方が一つ一つの個別株も上昇しやすい環境と言えますし、弱気ムードの場合には下落しやすいからです。

新聞やニュースなどでも良く出てくるこの2つの指標。しっかりと意味を押さえておきましょう。

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