家計と積立投資
2018.11.30

株式会社AWARDです。

初めて投資をする方によくお勧めするのが、積立投資になります。今年からは『つみたてNISA』といった税の優遇制度も始まり、より積立投資に対する関心は高まっていると言えます。しかし、積立投資の種類によっては現在の生活の負担になる可能性もあるので注意が必要です。

流動性の問題


『つみたてNISA』で問題になることはあまりないのですが、世間一般で使われる積立投資という言葉の中には流動性の悪い商品も多々存在しています。例えばiDeCo、保険などです。将来のために、と始めた積立投資が現在の生活の大きな負荷になっているケースは過去にもしばしば目にしてきました。

特に保険などの場合には、それを販売している営業マンの存在がありますから、ついつい大きな金額での積立を提案されがちです。無理してまで月々のお金を払いたいという方は少ないと思いますが、営業マンからしてみれば大きな金額を支払ってもらった方が自分の収入が上がるため、そこには利益相反があるわけです。

途中解約で損をする商品も


ちなみにiDeCoで積立を始めた場合には原則として60歳まで引き出すことができません。流動性の低さで言ったら他の積立投資と比べてもナンバーワンでしょう。保険に関しては途中で解約したり、一部を引き出して使うことなども可能ですが、1~2年といった短期で解約を試みるとほとんどお金が戻ってこないケースも多いです。使いたいときにお金を使えないリスクは大きいことを知っておきましょう。

また『つみたてNISA』などはいつでも中の商品を売却して現金化することが可能です。その点においては流動性は上記に挙げた商品よりはかなり高いと言えます。ただし、中にある商品の価格変動リスクはありますから、長期的な投資に耐えることができる余裕資金を用いることがお勧めになります。

投資のリスクは一つではない


投資のリスクというと、多くの方が価格変動リスクを想像するようですが、使いたい時に使えない流動性リスクというのも把握しておきましょう。わたし自身も若いころに無理して行った流動性の低い投資で、一時期毎月の積立を負担に感じている時がありました。

将来のために今ある資金を投資にまわしていくのが大切なのは事実です。今の生活も大切にしながら、バランスを考えて投資額を決定していくのが良いのではないでしょうか。

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