資産を殖やす順序
2018.11.2

株式会社AWARDです。

資産を作っていく上で投資というのは有効な手段ですが、必ずしも最も大切な手段というわけではありません。段階に応じて投資が有効かどうかというのは変わってくることがあります。

お金がないとき


手元にお金がないときは、投資というのは最優先事項にはなりません。投資で得られるリターンが仮に年利30%だとしましょう。しかし、手元に10万円しかなければ、1年間に殖えるのはたったの3万円です。投資をするのにも時間はかかりますから、もしこの3万円を得るのに多くの時間を費やしていたとすれば、それはかなり無駄が多い時間になってしまったと言えるでしょう。

投資の力でお金持ちになりたい、というお話はしばしば耳にします。投資は確かにお金を殖やす上で有効な手段なのですが、ある程度の元本があってこそ価値が増してくる手段なのです。

複利の力


しかし、複利の力を使えば投資で大きなお金を作ることは可能だ、というのも良く聞くところです。10万円を年利30%で複利運用することができると、27年後には資産が1億円を超えることになります。そう数字の上だけで考えると、確かに投資の力でお金持ちになるのは可能なように思えますよね。

ですが、上記の試算は毎年失敗がなく30%ずつ資産を殖やすことに成功することが前提となっています。年利30%が得られる投資というのは確かにありますが、必ずリスクも伴う投資になります。一度でも失敗すれば目標には達成できませんし、仮に完全に投資が失敗して投資していた資金がゼロになればそこでスタート地点に戻ってしまいます。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏さえ、過去の投資で得たリターンの平均値が年利20%程度であったことも考えると、上記の試算にはかなり無理があるかもしれません。

稼いで貯めることの大切さ


投資の効果は資産が大きいほど高くなります。同じ年利5%の商品への投資でも100万円から得られるリターンは5万円ですが、1億円から得られるリターンは500万円です。そして、その結果を得るために使う労力や手間はほとんど変わりません。ですから投資で大きなリターンを得るために、まずはお金をしっかり稼いで貯めることが大切なのです。ビジネスで大きなお金を得て、それを投資してきたというのが、多くのお金持ちに共通することになります。

しっかりと日々の稼ぎを貯蓄し、それをコツコツと投資にまわして元本を殖やしていくことが、最終的に投資で勝つのに重要なことになります。もちろん投資の力だけで勝つのが絶対に不可能なわけではないですが、多くの方がビジネスの稼ぎを投資する方法で成功していることは知っておいていただければと思います。

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