iDeCoのデメリット
2018.10.22

株式会社AWARDです。

最近よく銀行などでみかけるiDeCoの文字。個人型確定拠出年金のことですが、昨年からは対象がほとんどすべての方に広がり、より活用しやすい制度になりました。しかし、実際に実践している方というのは決して多くないように思います。本日はiDeCoのメリット、そしてデメリットについてご紹介していきたいと思います。

税金面の優遇


iDeCoの最もすぐれているのは国が作った制度であるがゆえの税金の優遇でしょう。自分で定めた金額を毎月拠出していくのが基本となりますが、拠出した金額は所得控除に加えることができます。つまり、iDeCoにお金を拠出することで、自身の所得税や住民税を減らすことができるのです。

また、iDeCoに拠出したお金はいくつかの商品を選択して運用していくことになります。そこで選択できるのは、預金、保険、そして株式・債券・不動産などの投資信託などです。本来運用でお金が殖えた場合には、殖えた部分に対して税金がかかるのですが、iDeCoの中で運用している限り運用益に対する税金もかかりません。さらにiDeCo内に貯まったお金を出すときにも、退職所得控除や公的年金控除を使えるため税金は低く抑えられることになります。

iDeCoのデメリット


しかし、iDeCoには大きなデメリットも存在しています。それは拠出したお金が60歳まで出せないものになってしまうということです。iDeCoは個人型確定拠出年金のことですので、基本的に年金なのです。他の公的年金と同じように、60歳まで使えないお金になってしまいます。

これはこれから多くのライフイベントを迎える方にとっては大きなデメリットです。結婚資金、子育て費用、住宅の頭金など人生には老後の資金以外にも必要なお金はたくさんあります。iDeCoに拠出したお金はそうしたライフイベントがあったときに自由に出し入れができるお金ではなくなってしまうのです。税制面で非常に優遇されている制度ではありますが、その点だけには注意してお金を拠出していくことをお勧めいたします。

お金を引き出せなくなるというのは、資産の流動性が著しく低下する、ということと同じ意味になります。お金は最終的には使うためにあるのですから、自身の使いたい時に手元になければ意味がないですよね。他の資産運用を考える上でも、ぜひこの流動性については意識するようにしてみてください。

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