株式会社AWARDです。
ここ最近は株価が大幅に下がったため、投資によって大きなマイナスが出た、という方も多々いらっしゃるようです。投資したお金が減る経験をしたことで、投資はやらない方が良いのではと思っている方もいるのではないでしょうか。
マイナスがあってのプラス
しかし、マイナスが出ているときに投資をやめてしまっては、絶対に投資から収益を得ることはできません。なぜならば上がり続ける投資商品はないし、損をする確率がゼロの投資商品もないからです。投資には勝ち負けの波があることを知っておきましょう。
そして投資でマイナスが出ているときこそ、さらに投資をする勇気を持つべきです。株価が下がって損失がでているということは、今は株式が割安であることを示しているかもしれないですよね。人が投資を躊躇するときにこそチャンスがあるのです。
安全資産も確保
そして、投資で損失が出ているときに心の支えになるのが、安全資産である預貯金です。例えば、ちょうど株価が低迷しているときに自身の結婚式で大きな出費があり、下がっている株式を売らなければならなくなった方が知り合いにいます。もしその時に、直近に使う分として預貯金を十分に確保してあれば、株式をわざわざ安値で売却する必要はなかったわけです。
投資にまわす資金は余裕資金、そして直近使う予定がないお金にするべきです。そうすれば多少の相場の変動に一喜一憂せずにじっくりと投資に取り組むことができます。上記の例であれば、結婚資金は預貯金から捻出し、株式は相場の回復を待つ、ということもできたでしょう。
トレードでは損切りも大切
また株式や株式型投資信託の場合、長期で持っていれば損失を取り返せる可能性が高いですが、トレードの場合は損失が膨らまないように、損切りを徹底することも大切です。トレードというのは相場の波に乗って価格差を利益にしていく手法なので、長期的に値上がりするものを長期保有する投資とは一線を画しています。トレードで大きな負けを喫するとその後お金を取り戻すのがかなり困難になりますので、負けるときに正しく負けることが必要です。柔道で言うところの受け身のようなものですね。
投資の種類によって損失が出ているときに取るべき行動は異なりますが、いずれにせよ投資には忍耐力が必要である、と言えるかと思います。将来的に大きな果実を手に入れるために、目先の損得に一喜一憂せずにじっくりと取り組んでいくことをお勧めいたします。