信用金庫の役割とは
2018.9.16

株式会社AWARDです。

皆さんのご自宅のまわりに信用金庫はありますか?銀行と信用金庫、良く似ていますがそれぞれ違う役割を担う金融機関になります。本日は特に信用金庫の役割についてフォーカスしてみたいと思います。

信用金庫は株式会社?


東証などに大手銀行が上場しているように、銀行という組織は株式会社です。株式会社の目的は利益を出して株主にそれを還元することです。そのため銀行の株式を持っている方には、銀行の挙げた利益から配当が支払われるわけです。

一方、信用金庫は会員が出資する共同組織であり、株式会社ではありません。そのため、利益を上げることが第一ではないとされているのです。では信用金庫の主たる目的はなにかと言うと、地域社会と所属会員に利益を還元することです。つまり、信用金庫は地域社会に根差した金融機関であることが求められているということになります。

信用金庫の取引先


銀行の取引相手には制限が存在しません。個人から中小企業、果ては大企業まで様々な個人・法人が顧客になりますが、利益を得るためになるべく大口の取引相手を優先させます。大企業に貸したほうが貸し倒れが起こる可能性は低く、手間に対する利益も大きいため、銀行にとっては当然の判断になります。

しかし、信用金庫は地域社会に根差していくことを求められているため、、主な融資相手は地元の中小企業です。信用金庫の会員は従業員が300名以下、もしくは資本金が9億円以下のいずれか一方の条件を満たす事業者と定められています。そして、営業地区内に住んでいたり事業所を持っているなど地域に関する制限もあります。信用金庫の主な融資先はこれらの会員になるため、その地域で事業をやっている中小企業が融資の対象となるわけです。

変化する役割


このように地域社会を融資などで支えるのが信用金庫の役割なわけですが、最近ではその傾向が変化してきています。超低金利の影響で信用金庫も利ザヤを取りづらくなっているため、生き残りのためには他のビジネスも取り入れていかなければいけないと考えられているのです。最近よく聞くのは、地域に根差しているという特性を活かしてコンサルティング機能を高めている信用金庫が増えているということです。信用金庫が地域の中小企業にとってのコンサルティングファームになる時代になってきているかもしれません。

銀行とは特性の違う信用金庫。色々な相談事にものっていただきやすいので、ビジネスをやっている方はお付き合いをしておくことで恩恵を感じることもあるかもしれませんね。

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