2月10日 株式市場【相場報告】
2016.2.10

株式会社AWARDの渡邉です。本日も昨日に続いて株式市場は大荒れとなりました。なお昨日(2/9)の日経平均株価は2年8カ月ぶりの下落幅も記録しています。

日銀が本年1月29日に発表したマイナス金利政策による株価の上昇は長く続かず、日経平均株価は一時的に15500円を割り込み2014年10月29日以来の安値を記録しました。円高も進んでおり1ドル=115円台を下回る水準が続いています。2014年10月31に行われた日銀の第2弾の金融緩和策までもを帳消しにするほどリスクオフが進んでいると言えるでしょう。

原因ですが前々から世界景気に対する不安の源となっていた、
・中国経済の悪化
・原油価格の下落

に加えて、
・欧州の金融機関に対する不安
・米国経済の減速

等が世界市場全体に影響を与えています。日本ではマイナス金利による収益悪化が見込まれる銀行の株がとくに安くなっており、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは52週株価(1年間での株価)の安値を昨日、本日と連日で更新しています。

また日経平均ボラティリティインデックスという指標があるのですが、こちらは44.15と昨年8月25日以来の高値になっています。通常10~20の値を示す指標で20を超えると今後市場に大きな変動があることを予想されている状態と言われています。この値が40を超える局面では市場全体に恐怖が充満している状態を指すと言われていますが、まさに現在そのような状況にあると言えるでしょう。

株価が大きく下がったことで信用取引といったレバレッジをかけた取引の中では追加証拠金(追証)が発生している方も多く出ているようです。引き続き世界情勢には注意が必要でしょう。さて次回はこのレバレッジという言葉について解説を加えていく予定です。不動産投資を行う場合、株の信用取引、FXなどで良く出てくる言葉ですが、多くの方にとってイメージが独り歩きしているところもある言葉になります。ご自身で資産運用をなさりたい方はしっかりと意味を知る必要があるでしょう。

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