【 株主優待 】株主優待の罠【資産運用】
2015.12.29

株式会社AWARDの渡邉です。
本日は 株主優待 について書いていきたいと思います。

コンビニエンスストアや書店などでマネー雑誌を覗いてみると、頻繁に目にするのが株主優待の特集になります。証券会社のホームページなどでもオススメの株主優待銘柄が特集されていることがありますよね。株を始めたばかりの方が最初に目を奪われるのも株主優待であることが多いようです。(実際に友人からも、この株主優待がもらえる銘柄はどう?などと聞かれることがあります)

しかし、この株主優待のみを目的としてしまうと株式投資の本質を見誤ってしまいます。

そもそも株主優待とはなんなのでしょうか?
株主優待とは、企業が株主に対して特別なサービスや自社商品等を提供するものです。例えば、オリエンタルランド(ディズニーの運営会社)ですとワンデーパスポート、吉野家ホールディングスですと吉野家で使えるサービス券が株主優待として株主に対して贈られます。自分が応援している会社からこのような贈り物をもらえるのはとても楽しいですよね。

ただし、株式投資を資産運用として考えている場合には、この株主優待に目を奪われる過ぎてはいけません。本来の株式投資の価値は、会社と株価を分析することによって市場から割安な株を探して、配当益と値上がり益を得ることになります。企業価値を分析せずに株主優待目当てで株式を購入してしまうと、割高な株式を購入して思わぬ損失を被ることにもなりかねません。

マネー雑誌や証券会社の宣伝を見て、株主優待だけを目当てに株式を購入するのは避けるべきです。マネー雑誌のスポンサーは証券会社ですし、証券会社は株式その他の金融商品の手数料を得て収益としています。売買が活性化すれば証券会社としては収益が上がるわけです。

そういったことも理解した上で、企業価値や株価の分析は省かずに株式投資に挑戦していきたいですよね。

勿論企業価値の分析をした上で、株主優待の恩恵を受けることは資産運用に対するリテラシーを高める上でもとても良いことだと思います。株式投資で活用することが出来るNISA(少額投資非課税制度)も2016年からさらに使いやすくなることが決まっています。次回は、新しくなるNISAについてコラムに書いていきます。

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