保険の入り方①【見直し】
2016.9.7

株式会社AWARDの渡邉です。多くの方にとって身近な金融商品というと生命保険がありますよね。日本人の世帯加入率が90%を超えるとも言われる生命保険。本日からは数回に分けて生命保険について取り上げてみたいと思います。

生命保険というのは非常に複雑な金融商品です。なんと全国の生命保険会社の総数は50社近くになりますし、保険商品の種類としても数千種類あると言われています。数千種類ある中から自分に合ったものを選ばなくてはならないと言われると、どういったものに加入すれば良いか迷ってしまいますよね。そのため保険会社の営業の方に言われるがままの保険に加入してしまう方も多いようです。

しかし、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。そもそも生命保険はなんのために入るのでしょうか?この目的がはっきりしないまま保険へ加入してしまっている方が多いのを、色々な方の相談に乗る中で感じています。難しくて良く分からないから、これが良いと勧められたから、30歳だったら月30,000円くらい保険にお金を払うのが当たり前と言われたから、と明確な理由がないのに大きなお金を払ってしまっていませんか?

率直に言うと生命保険というのはかなり手数料の高い商品です。例えば医療保険の場合、入院給付金などとして加入者に還元されるお金の割合は70%くらいになるように設計されているそうです。保険数理人という方が、入院した方への保険金の支払にも困らず、しかも保険会社が儲かるように商品設計をしているのですね。全ての保険加入者の方を平均して考えると、1万円払った保険料のうち、入院時の給付金などで還元されるお金は7千円になる、ということです。1万円預けて7千円返ってくるATMがあったら、あなたはお金を預けますか?

しかし、手数料が高いから保険に全く入らない、というのはまた違った話となってきます。保険に入る本当の目的、それは被保険者の方に何かあったときに自分や家族が『金銭的に』困らない状況を作ることのはずです。自分が病気や怪我で入院した時に、『金銭的に』貯金で賄えなかったり家族に迷惑をかけてしまう状況が想定できるのであれば保険の加入は検討するべきなのです。保険でできるのは病気や怪我をしないようにすることではなく、そのような状況になったときにまとまった額のお金を受け取ることなのです。

次回はどのようなことを考えて保険へ加入すれば良いのか、基本的な考え方を深めていきたいと思います。

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