学資保険は入るべき?
2020.4.5

株式会社AWARDです。

お子さんんが生まれたご家庭からしばしばいただくのが、学資保険は入った方が良いのか?というご質問です。教育資金に備えるための保険、というイメージが強い学資保険ですが、個人的な考え方をお伝えさせていただきたいと思います。

学資保険は入る必要がない


学資保険について聞かれた際には、基本的には入る必要はない、とお伝えしています。理由としては、

・ほとんど増えない

・流動性が低い

・保険としての機能が低い

といった点を挙げることができます。

入る必要がない理由


まず、現在は保険会社が運用先として利用している国債などの利回りが非常に下がっているのもあり、学資保険の積み立てを行ってもほとんどお金は殖えません。20年かけて10%も増えない、といった性質のものが現在もっとも良い学資保険とされているようです。保険会社によっては積み立てた結果として元本割れしてしまうこともあるようで、お金が殖えない場所にわざわざお金を移動させることはないかと思います。

そして学資保険は流動性が低いです。契約の途中でお金を引き出そうとすると、解約時の手数料などが差し引かれてお金が減ることになります。預貯金でしたら解約時の手数料などはかかりませんし、投資信託の場合も解約時の手数料はほとんどゼロです。学資保険にお金を入れるメリットは低いでしょう。

最後に保険としての機能の低さです。学資保険はたいていの場合は両親になにかがあった場合に支払いが免除されるという機能がついています。万が一の際にも教育資金が貯まる、という点に魅力を感じる方は多いかもしれませんが、保険としての機能は実はとても弱いです。万が一の際にお金が入る仕組みが欲しいのであれば、学資保険ではなく掛け捨ての安い保険で十分に大きな保障を作ることが可能です。実際のところ、わたしは大きめの保障が得られる掛け捨ての保険に加入しています。

加入する意味があるとすれば


このように基本的には学資保険には入る必要はありません。しかし、学資保険に入ることが意味を持つ方もいらっしゃるとは思います。それは、自己管理をして計画的な貯蓄ができない方です。学資保険に加入すると毎月の支払いが発生するため、強制的にお金を貯めることができます。手元にお金があるとついつい使ってしまい貯蓄ができない、という方は強制的にお金を貯めるために学資保険に入るのはありかもしれません。それ以外の方は、預貯金とその他の投資を組み合わせて教育資金の準備を行うと良いでしょう。

学資保険はその名前からお子さんが生まれると検討する方が多い保険です。しかし、実際の機能から考えると加入することが合理的なのかというのはぜひ一回考えていただければと思います。

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