株式会社AWARDです。
すでにご存じの方は多いかもしれませんが、火災保険料が10月から改定することになります。9月末までは長期契約でかなり火災保険料がお得になる可能性がありますので、見直しにはおススメのタイミングです。
なぜ火災保険料があがるのか?
火災保険を販売している損害保険各社では、損害保険料率算出機構といった機関が出している『参考純率』というものを基準に火災保険の価格を決定しています。この『参考純率』が2018年6月15日に平均5.5%引き上げられたのが火災保険料改定の要因となっています。
火災保険料の値上げといってもすべての保険会社が同じように値上げをするわけではなく、場合によっては値下げになる場合などもあるようですが、ほとんどのケースで値上げとなります。保険会社と建物の構造・地域によっては保険料が最大で2倍以上になることもあるようです。
加入中の火災保険の満期は?
現在加入している火災保険はいつまでの契約になっているか、皆さんご存知でしょうか。多くの火災保険は10年、20年、30年といった長期契約となっており、満期を迎えるまではその保険を使うことができます。現在では火災保険の契約は10年までしかできなくなっているため、過去の契約でまだ10年以上保険期間が残っているという方は、保険内容に問題がなければその保険に加入し続けるのがお得そうです。
一方で残りの保険期間が短い、例えば1~2年であるといった方は、今保険料の安いうちに10年契約の火災保険へと見直しをするのが良いかと思います。同じ保険会社、同じ保険内容で保険料が30%以上かわってくる場合もありますので、現在の保険の解約と新しい火災保険の加入を迅速に進めると良いかと思います。
改定前の保険料は9月30日まで
保険料が改定する前に火災保険に加入するには、火災保険の始期が9月30日まででなくてはなりません。もし、この機に見直しをという方がいらっしゃいましたら、急ぐことをお勧めいたします。なお、見直しの際には火災保険の内容自体も必要に応じたものになっているか、しっかり確認するようにしましょう。
火災保険はなんとなく加入しているという方が多い保険でもありますが、いざというときには家を守ってくれる大切な保険です。価格も大事ですが、しっかり使えるものに加入しておきたいものです。