保険の中身 を気にしてますか?【保険】
2016.4.26

株式会社AWARDの渡邉です。お金が貯まる生命保険というと安全な金融商品、というイメージがあったのですが、最近はだんだんとそんな事情も変わりつつあるようです。 保険の中身 が変わっていく中で各保険会社はサバイバル時代に突入するかもしれません。

お金が増える生命保険商品というとみなさま想像できますでしょうか?終身保険、養老保険、年金保険といったものがそれにあたり、例えば40歳で加入して60歳までお金を払い続けると払ったお金の110%が60歳の時点で貯まっている、というような保険です。終身保険などは外資系の保険会社さんが一押しの商品としてお勧めしていることが多いですね。さて生命保険会社というと金融庁管轄の金融機関でありしっかりとした財務体質が求められます。契約者の方から預かった資産をきちんと管理し、その準備しているお金がいざというときの支払いで足りなくなりそうな場合であれば金融庁から指導を受けるため、保険を作り販売している多くの会社はそういった基準を満たしていることになります。

さて各保険会社では終身保険、養老保険、年金保険等に加入してくださった契約者の方には、将来的には頂いたお金を殖やして返す必要がでてきます。その殖やす手段として過去にメインで使われてきたのが『日本国債』でした。日本国債ですと、日本が破綻しない限りは毎年利子(クーポン)が支払われ、満期日には満額で償還(お金が戻ってくること)されます。確実にお金を殖やして契約者の方にお金を返す手段としては最も都合が良かった訳ですね。

しかし、日銀のマイナス金利政策により国債の金利は極端に低下し、10年ものなどはマイナス金利になってしまっています。そういった国債を今から購入しても毎年利子はもらえますが、満期に償還される時には買った値段よりも減って戻ってきてしまうことになります。そんな状況を受け保険会社が運用する資産における国債の割合は低下しているそうです。生命保険協会の統計ですと、生保41社の総資産は1月末に351.8兆円と前年比1.5%増えていますが、国債は146.5兆円と0.8%減っており構成比も41.6%と1%低下しています。

さて保険会社の運用先として安全であったはずの国債の割合が減ってきている訳です。では私たちが預けている保険料は他にどのようなリスクのある運用商品で運用されていることになるのでしょうか?次回はそこにスポットライトを当てて解説していきます。

カテゴリーから記事を探す