団信と生命保険
2019.2.8

株式会社AWARDです。

家を買うときのローンに大抵の場合ついている団体信用生命保険、通称『団信』。この団信のことを理解すると、加入している保険の見直しで月々のコストを上手に下げることができるかもしれません。本日はそんな内容をご紹介させていただきます。

団信とは?


団信は、住宅ローンを組んだ方が死亡または所定の高度障害状態になったとき、その保険金で住宅ローンを返済するための生命保険になります。 住宅ローンを組む時には、ほとんどの金融機関で団体信用生命保険の加入が義務付けられています。この保険がついていることで、お金を貸す金融機関側としても万が一の際にローンの回収ができなくなるリスクを抑えることができるわけです。

加入者側としては、自身になにかあっても家族にはローンがなくなった家を残すことができるため、遺された家族の生活を守ることができるメリットがあります。では、団信を生命保険として考えると、どのような効果が見込めるのでしょうか。

ローンの残高分の生命保険


団信は死亡や高度障害状態になった場合に住宅ローンがなくなる保険なので、保険金の大きさは住宅ローンの残高となります。そのため、返済が進んでいくと生命保険としての効果は徐々に小さくなっていくという特徴があります。また住宅ローンの繰上げ返済に力を入れている方もいらっしゃるでしょうが、繰上げ返済によってもローン残高は減っていくため団信の効果は小さくなります。

家族で住む住宅や投資用物件などを購入して団信に加入した場合、万が一の際に家族に残る不動産の価値を考えて、他で入っている生命保険の額は変更するのがお勧めです。例えば3,000万円の住宅を購入した場合、一時的には保険金3,000万円の生命保険に加入しているのと同じ状態になるため、生命保険は削減しても十分に家族の生活は守ることができるでしょう。

不動産の流動性には注意


ただし、万が一の際に団信によってローンが消えるとは言っても、不動産ゆえの流動性の低さは考慮しておく必要があります。普通の生命保険の場合の保険金は請求から短期間で現金として振り込まれますが、団信でローンが消えたからといって不動産はすぐには現金化できません。買い手が見つからなければ不動産はお金には変わらないため、現金化には半年以上の時間を見ておいた方が良いですし、もしかしたら想定よりも低い価格でしか買い手がつかないことも考慮する必要があります。

団信に加入したら生命保険の見直しはぜひ実施したいところですが、流動性に優れる生命保険をすべてなくしてしまうことも避けたいところです。バランスを見て見直しを検討していただければと思います。

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