保険乗り換えの手順

保険

株式会社AWARDです。

人生の中で保険の見直しというのは何度かするのがスタンダードになってきているように思います。もともと加入していた保険の担当者が信頼できる方であれば、その方に相談すれば良いでしょうし、保険の窓口のような総合保険代理店に相談するのも良いかと思います。

見直す際の手順は?


まず見直しの際に気になるのは、今加入している保険よりも良い保険があるのかどうかでしょう。保険業界でも新商品の投入などで、今までになかった特徴のある保険や、保障がより充実しているのに保険料が安い保険がでてくることがあります。一般的に保険は若いうちに入る方が安いため、年齢を重ねてから入ると不利になることが多いのですが、条件次第では良い保険が見つかることがあります。

そして新たに加入したい保険が見つかった際に、気になるのはその後の手順です。この手順を間違えてしまうと、あとで大きな後悔をしてしまうこともあり得ますのでご注意いただきたいところになります。

今ある保険をすぐに解約しない


手順として考えられるのは、

①今ある保険を解約する
②新たな保険に加入する

もしくは、

①新たな保険に加入する
②今ある保険を解約する

のどちらかになるかと思います。上ですと保険料を余分に支払うことがないので目先の金銭的には特になります。しかし、お勧めしたいのは、下の新たな保険に加入してから今ある保険を解約することです。なぜならば、すでに加入している保険を解約したあとに、必ずしも新たな保険に加入できるとは限らないからです。実際の加入手続きを終え、保険会社に認められるまでは新たな保険には加入できません。保険加入前に急な病気や怪我をしてしまい、新たな保険に加入できなくなった、などという話はしばしば耳にします。ですから、新たな保険に加入できるまでは、今ある保険を大切にしていただきたいと思うわけです。

免責期間がある保険も


また、がん保険などは加入が認められてからも実際に保険金が支払われるまでの免責期間が定められています。加入後90日間以内に見つかったがんに対しては保障が適用されないので、特にがん保険などは新たな保険に加入できた場合でも90日間は前の保険を残しておくことをお勧めいたします。

保険の見直しはライフイベントに合わせて適宜行っていくと良いと思いますが、上記のような事項にはぜひお気をつけいただければと思います。


執筆者:渡邉亮

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