学資保険 って本当に必要??【保険】
2016.2.3

株式会社AWARDの渡邉です。本日はジュニアNISAに続いて 学資保険 をテーマにして書いていきます。

そもそも学資保険とはなんなのでしょうか??この保険はその名の通りお子さんの将来の教育費に備えて加入する保険となります。払った保険料の大部分が戻ってくる(元本割れすることもあります)ため貯蓄型の保険と言えますね。生命保険として特徴的な機能としては、親が亡くなった際に保険料の支払いが免除される特約をつけることができる点になります。この特約をつけて途中から支払いが免除されても満期保険金は変わらずにもらえますので、親が亡くなった時以降に支払うはずだった金額が保険金になるイメージです。

皆さまの中でも『子供が生まれたら学資保険を組むべき』と思っている人は少なくないのではないでしょうか。しかし、学資保険の目的は将来の教育資金を作ることですよね。別に学資を確保する手段は銀行預金でも投資信託でも良いわけです。では教育資金を作る手段として学資保険が一番優れているのか?と考えると必ずしもそうではないと思われます。

まず学資保険のメリットはなにかを考えてみると、

・強制的にお金が貯まること(途中解約すると元本割れ)
・親が亡くなっても予定の資金が確保できる
・銀行よりは若干利回りが良い(今後金利が上がらなかった場合)

の3つくらいでしょうか。

1つ目のメリットに関しては途中解約で元本割れするというデメリットの裏返しですよね。損するのが嫌だから無理やり貯蓄できるという訳です。それであれば学資として必要な額をあらかじめ計算して貯金した方が、途中での元本割れもなく流動性も優れていると言えます。

2つ目のメリットに関しては、実は掛け捨ての定期保険を利用した方が良い可能性があります。学資保険の額というと200万円程度が一般的かと思いますが、そのくらいの死亡保障であれば20年間の定期保険でも月に数百円程度で作ることができます。であれば、親が万が一亡くなっても満期にならないとお金を受け取れない学資保険より、親が亡くなった時点でお金がもらえる定期保険の方が保障としては優れているでしょう。

3つ目のメリットは銀行よりも高い金利をどう考えるかによって変わります。日本銀行がマイナス金利を導入した関係もありしばらく銀行の金利は上がりそうにありませんが、20年後のことは誰にもわかりません。利率の良い学資保険でも20年間で10%程度しか増えないものがほとんどですが、現在の銀行の預金と比べれば良い可能性はあります。しかし、株・債券・REIT等をうまく組み合わせながら年間平均で2~3%増やすというのは決して難しいことではありません。学資保険を盲目的に選択するのではなく、例えばジュニアNISAと上記のような金融商品を組み合わせて活用することも検討していくべきではないでしょうか。

結論としては、『学資保険は学資を貯める絶対的な手段ではない』ということをお伝えさせて頂きます。学資保険という名に惑わされることなく、最適な手段を選択していきたいものです。弊社でお手伝いできることもございますので、お気軽に無料相談等ご活用ください。

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