高額療養費制度とは 【保険】
2016.1.18

株式会社AWARDの渡邉です。
本日は知らなきゃ損な高額療養費制度について書いていきます。

日本は恵まれた国です。社会保障制度の手厚さは本当に素晴らしく、国民皆保険制度によってほぼすべての方が健康保険に加入しており医療費の負担は3割です。多くの場合、全国健康保険協会健康保険組合に意識してなくても加入しています。そんな健康保険の制度の中でも特に素晴らしいのが高額療養費制度で、この制度があるから医療保険はいらないという方もいらっしゃるぐらいです。

さて、 高額療養費制度とは 一体どのような制度なのでしょうか??
こちらは、同一月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合に、自己負担限度額を超えた分があとで払い戻される制度となります。

例えば40歳の年収500万円の方が大きな病気になってしまって、月の医療費が50万円かかったとしましょう。普通であれば医療費は3割負担ですので15万円を支払う必要があります。しかし、この高額療養費制度を使用すると、なんと支払い額のうち82,430円を超えた分は戻ってくるんです。この場合ですと67,570円が戻って来ることになります。

このように所得に応じた自己負担限度額が計算式によって導き出されて、その金額を超えた分の医療費は負担しなくても良いというのが制度の概要です。ちなみにその計算式は所得区分に応じて異なっていますので、計算式を以下に載せておきますね。

【標準報酬月額83万円以上の方】
252,600円+(総医療費-842,000円)×1%

【標準報酬月額53万~79万円の方】
167,400円+(総医療費-558,000円)×1%

【標準報酬月額28万~50万円の方】
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

【標準報酬月額26万円以下の方】
57,600円

【低所得者の方(被保険者が市区町村民税の非課税者等)】
35,400円

さっきの方の例ですと、3番目の式が該当し先ほどのような計算結果になる訳ですね。さて、このように医療費の上限が決まってくる素晴らしい高額療養費制度ですが、使用する場合にはいくつかの注意点があります。そんな注意点について次回はまとめて書いていきます。

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