世界の不動産投資
2018.4.23

株式会社AWARDです。

不動産投資は世界中で盛んにおこなわれている投資の一つです。実物の資産があること、安定した賃料が得られることは、どの国の方にとっても魅力的なのでしょう。そんな中で2017年の世界における不動産投資額は過去最高になったとのことです。

1年間の取引額


さて、2017年の1年間で世界で行われた不動産投資の総額はいったいいくらに上ったのでしょうか。英国の企業による報告書によると、その額はなんと1.62兆ドル。1ドル=108円とすると175兆円にもなります。この額は日本の1年間の国家予算の2倍弱に上る数字です。ではいったいどのような国や地域で盛んに投資が行われているのでしょうか。

そのうち一つがアジア圏です。アジア圏における投資額の増大の例として、香港は前年比171%増、日本は31%増となっています。香港はたった1年間で不動産の取引額が2倍以上に増えていることになります。日本でも31%増ですから不動産市況が盛り上がっていることが伺い知れますね。

最大の投資先は


アジア圏でも投資は多く受け入れられていますが、世界全体でみると他の地域における不動産投資も非常に活発です。北米を中心とした多国籍企業が世界の地域を分類する言葉でEMEAというものがあります。こちらは、Europe, the Middle East and Africaの略で、ヨーロッパ、中東及びアフリカを指しています。 

そして2017年世界の不動産投資額のうち過半数である51%を占めていたのは、このEMEAでした。つまりヨーロッパ・中東・アフリカ地域への不動産投資が積極的に行われているということになります。成長率も7.5%増となっており、規模だけでなく成長も見受けられます。そして面白いのが、これらの地域に対してはアジアからも多くの資金が流れ込んでおり、アジアからEMEAへの投資も昨年1年間で95.0%増えています。

増える国際投資


以上のように世界の不動産投資市場を見渡すと、5割以上が国際不動産投資となってきています。各地域で生まれた資本がかなり自由に世界中に行き渡る状況になっているようです。資本の移動が積極的に行われる世界では、現在新興国ですとか発展途上国と呼ばれる地域も、これから驚くほどのスピードで成長を遂げる可能性を秘めていると言えそうです。

世界でお金の総量が増えると、不動産への投資額が増えるのは自明の理かもしれません。株式もそうですが、成長が期待されたり価値が高まると考えられるものには資金が流れ込みます。特に不動産は同じものは2つとないため、便利な場所にある商業ビルなどは相当値段が上がっても一定の需要があります。企業の投資姿勢も個人投資家として参考にしてみると面白いかもしれませんね。

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