米景気とFRB
2018.4.12

株式会社AWARDです。

世界一の経済大国であり、世界の経済を牽引する米国。そして、そんな米国の経済を調節する役割を担っているのがFRB(米連邦準備理事会)です。本日はFRBの役割について触れてみたいと思います。

FRBとFOMC


FRBは日本でいうところの日本銀行にあたる役割を担っています。具体的には、

・銀行の監督
・金融政策の実施
・公開市場操作

などがあります。有名なところでいうと2番目の金融政策の実施でしょう。金融政策とは、主に金利の調整のことを指しており、これによって米国経済の方向性を定めています。利下げは景気に対してアクセルを踏むイメージであり、利上げは景気に対してブレーキを踏むイメージです。金利が低い方が銀行からお金が借りやすくなり、お金が世の中に出回るためインフレなども起きやすくなるのですね。

またFRBとともに良く出てくるのが、FOMC(連邦公開市場委員会)です。こちらはFRBが定期的に開催する金融政策の最高意思決定会合であり、日本で言うところの日銀金融政策決定会合にあたります。利上げや利下げを決定するのはFOMCという場であり、それを実行するのがFRBと考えれば良いかと思います。

インフレと利上げ


最近ですとFOMCは3月20-21日にかけて行われましたが、その議事要旨が発表されました。米国経済が向こう数カ月で底堅さを増し、インフレ率も上昇するとの内容でした。それに伴い、FOMCのメンバーのうち何人かは利上げペースを早めなければならないのではと考えている旨も記載されていました。

利上げというのは経済にとってはブレーキを踏む行為です。景気が良いのにわざわざブレーキを踏む必要があるのか、と思われる方もいるかもしれませんが、ブレーキを踏まないと景気は過熱し暴走してしまいます。日本のバブル景気米国のITバブルなどをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。つまり、適切な経済状況を長く維持するためにFRBやFOMCは調整を行っているということですね。

今後利上げのペースが早まるのであれば、企業にとっては資金調達の難易度が上がっていくことになります。その際には、低い金利に依存していない強い企業が勝ちやすくなるでしょう。これから企業の強さや弱さが露わになりやすい局面に入っていくかもしれません。

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