Amazon銀行誕生?
2017.11.14

株式会社AWARDです。

Amazonと言えばネット通販の会社として誰しもが知る会社ですよね。インターネットで注文すると、本から日用品までが家に届くため、利用している方も多いと思います。そんなAmazonが、今後銀行業界に進出する可能性があるのでは、と言われてきています。

米国の銀行業の規制の変化


米国の銀行を規制している通貨監督庁というところがあるのですが、そこの長官が11月8日に大企業が銀行業に進出することを認めていく可能性があるという発言をしました。長年米国では一般的な企業が銀行業へと進出しようとする試みを認めてきませんでした。これは銀行業界の政治への働きかけもありましたが、長年行われてきた金融規制の基本原則として銀行業が守られてきたとも言えます。

この規制がなくなると、例えばAmazonなどが銀行業に進出することができるようになります。では、他にもたくさんの銀行がある中で、他の大企業が銀行業に進出するメリットはなにがあるのでしょうか。

データと信用


例えばAmazonが銀行業を始めた場合、ひとつ考えられるのは信用審査スピードのアップです。銀行というのは顧客から預かったお金を、別の人や企業に貸し付けて金利差を得る企業です。そして貸し付けの際には個人や企業の信用を判断して、貸し倒れが出ないようにお金を貸し付けなくてはなりません。

Amazonが銀行業をやる場合に強みになり得るのは、個々人がどんなものを購入しているかのデータを持っていることでしょう。ヘビーユーザーであれば、もう10年以上Amazonを利用している方もいます。そういった方が過去に何を買ってきたかは、Amazon内にデータとして蓄積されているはずです。このデータは信用審査において大きな強みになることでしょう。

他業種の金融業への進出


実は日本では他業種から金融業へと進出した例はいくつか見られます。例えばソニー銀行イオン銀行楽天銀行がその例ですよね。ソニーの場合は、他にもソニー損保、ソニー生命といった事業体を持っていますし、楽天も楽天生命などもやっています。

ちなみに18年3月期に20年ぶりの過去最高益になりそうなソニーですが、実は金融事業で上げる利益は3割を超える予想となっています。ソニーの場合は利益を上げているのは主に生命保険ですが、他業種から金融業へ進出しての成功例ではあるかと思います。米国の大企業が本格的に金融業に参入してきたらどのようなサービス展開が行われるのか楽しみなところです。

 

 

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

LINEにご登録いただくと毎日更新情報が届きます。

カテゴリーから記事を探す