次期FRB議長が決定か
2017.11.2

株式会社AWARDです。

日本の金融政策を取り仕切るのは日本銀行ですが、米国の金融政策を取り仕切る期間は米連邦準備理事会(FRB)にあたります。FRBの政策は世界の景気にも影響を与え得るほど大きな力を持っており、その議長を誰が務めるかは世界の関心を集める事になります。

次期のFRB議長が決定?


現在FRB議長を務めているのは、ジャネット・イエレン氏です。しかし来年2月3日に任期が終わるため、後任として誰がつくか気にされていました。

このFRB議長は米国の大統領であるドナルド・トランプ氏が指名することができるのですが、どうやらジェローム・パウエル氏と1日に会い内定を伝えた模様です。正式に指名されることになれば、イエレン氏の後任としてパウエル氏がFRB議長に就任することになります。

FRBの役割は


FRBは米国の銀行を束ねる機関となり、主な役割は以下のようなものがあります。

・市中銀行の監督と規制
・金融政策の実施
・財務省証券などの売買による公開市場操作

3番目に当たる財務省証券の売買による公開市場操作というのは、日銀の黒田総裁が行った金融緩和で日銀が大量の国債を買い上げていったのと同様のものですね。

米連邦準備理事会といった名前がついていますが、実質的には米国の中央銀行であると考えた方がわかりやすいと思われます。

議長の変遷と米国経済


過去のFRB議長の名前を並べてみると下記のようになります。

アラン・グリーンスパン
(1987年8月11日~2006年1月31日)

ベン・S・バーナンキ
(2006年2月1日~2014年1月31日)

ジャネット・イエレン
(2014年2月1日~現在)

バーナンキ氏がFRB議長を務めているときには米国発の世界同時株安(リーマン・ショック)があり、そこから米国金利を限りなくゼロに近づける金融緩和が行われてきました。そしてイエレン氏が金融政策の正常化を目指し少しずつ金利を上げ始めたのが2015年12月のことになります。

現在米国経済はかなり調子が良い状態まで復活してきています。新しいFRB議長は良い状態で引き継げるようにも思いますが、世界に大きな影響を与える機関ですので切り替わりの時期は注目を集めることでしょう。本日中にも正式な発表があるようですので、市場の反応を見てみてはいかがでしょうか。

 

 

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