フィリピン視察①

株式会社AWARDです。

昨日よりフィリピンへと視察にきています。初日はフィリピンにて事業を立ち上げ、拡大を続けている会社の社長と会食をさせて頂きました。その会社では現在、人の流通や石油の卸をメインとしながら飲食業もグループ会社として保有していますが、そこも大きな発展をしている最中となります。

そんな会話の中で出てきたフィリピンで発展しているビジネスの一つについてご紹介させて頂きたいと思います。

優位性があるビジネスとは?


フィリピンで他国に比べて優位性のあるビジネスというと何か思いつく方はいらっしゃいますか?日本ではバナナなどが輸入されているので果物の栽培など第一次産業のイメージが強いかもしれませんが、フィリピンで最も盛んなビジネスとしてBPO(Business Process Outsourcing:ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が挙げられます。

BPOとは、自社業務の一部を外部企業に切り出して委託することであり、顧客に対応するコールセンターや財務・人事等のバックオフィスの委託などが代表例となります。すでに、デルやIBM、シティバンクといった大手グローバル企業が、フィリピンにコールセンター拠点を構えています。

BPOの規模


BPOがフィリピンでどれほどの勢いで成長したのか、数字で見てみましょう。2001年時点でフィリピンにおけるBPO市場は1億ドルに満たなかったのが、2015年には200億ドルを超えています。わずか15年の間にフィリピンにおける同産業の市場規模は、

200倍

にも成長したということです。この規模は世界有数であり、コールセンター業務はインドを抜き世界一となっています。それではなぜフィリピンでこれほどBPO市場が拡大することになってのでしょうか?

リソースを活かす


フィリピンがBPOに向いている理由としては次のようなものが挙げられます。

(1)英語に堪能な人材が豊富
(2)国民の人柄が明るく陽気で顧客サービスに適している
(3)一定のコスト競争力がある

(1)の理由はフィリピンを周りの東南アジアと比較した際の大きな特徴となっています。フィリピンは米国の植民地であった時代があり、多くの方が英語を流暢に話します。またBPOビジネスはマニュアル化しやすく、人材が育ちやすいのも急拡大が可能だった理由のようです。

ビジネスをやる上で、環境や持っているリソースを活かすことの大切さなどを考える機会にもなりました。引き続き明日も現地からのレポートを続けていきます。

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