仏大統領選決着

株式会社AWARDです。

昨日5月7日には仏大統領選の決選投票が行われました。中道派のマクロン氏と極右政党のルペン氏とで争われた今回の決選投票。極右政党であるルペン氏が勝てば、EUからの離脱を問う国民投票が行われ、EUと世界の未来に大きな影響を与える可能性があるとして注目されていました。

結果はマクロン氏の勝利


万が一の際にはEUの枠組みの崩壊にも繋がると恐れられていた今回の選挙ですが、投票終了後にすぐ出口調査の結果が伝えられ、中道派のマクロン氏の勝利がほぼ決定的になりました。事前の世論調査でもマクロン氏とルペン氏の支持率の差は20%ほど離れておりましたが、出口調査によるとマクロン氏の得票率が65%、ルペン氏が35%とのことでその差はさらに広がったようです。事前の選挙で他の候補に票を投じていた有権者の票が、中道派であるマクロン氏に流れたものと考えられます。

仏史上最年少の指導者


マクロン氏は1977年12月21日生まれの39歳で、ナポレオン以来の仏史上最年少の指導者の誕生として大きくメディアでも伝えられています。現在大統領を務めるオランド氏のもとで経済相を務めた実績はあるものの、政治経験が乏しいマクロン氏。しかし今回の選挙では、長きに渡って右派か左派かが支配する仏政治の構造を、中道派という立場から変える存在へとのし上がりました。マクロン氏の勝利に対して、米国のトランプ大統領、ドイツのメルケル首相らからも祝意が示されています。

世界中で株価は上昇か


マクロン氏の勝利を受けて懸念が一つなくなった市場では、株高が進むと思われます。特に日本では、GWで市場が動いていない期間が長かったので大きな上昇がありそうです。GW中には米国の雇用統計の発表もあり、その結果も良かったため、日経平均株価が年初来高値を更新する可能性も非常に高いです。2017年の高値は3月に記録した19668円01銭でしたが、米国で上場しているCME日経平均先物などは、5月8日の早朝時点で19800円前後で推移しています。

2017年の最高値を更新した後には、今週中に20000円の大台を目指す展開もあるかもしれません。政治の安定が株式市場でも高く評価される週明けとなりそうです。

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