終わらぬ北朝鮮リスク

株式会社AWARDです。

昨日はフランスの大統領選で市場から恐れられていた極右候補と急進左派候補の決戦投票というシナリオがなくなったことで、世界中で株価が上がることになりました。日経平均株価は、255.13円高の18,875.88円まで回復し、市場からだいぶリスクが後退したようにも見えます。

しかし、まだ日本にとっては近隣国に潜む巨大なリスクがなくなってはおりません。そうです、北朝鮮です。本日4月25日は、北朝鮮の朝鮮人民軍創建85年にあたる日となります。メディアでは、この記念日に合わせて北朝鮮が核実験に踏み切る可能性も指摘されています。

北朝鮮が核実験に踏み切っても、その影響や被害が直接日本に届く可能性は低いですが、米国の北朝鮮への攻撃のきっかけとなってしまうことは考えなければなりません。昨日には、米国のトランプ米大統領が日本の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席に電話会談を行うなど緊張感は高まっています。

米国の姿勢として、北朝鮮が米国を核兵器の射程範囲にすることは許せない、というものがあります。北朝鮮が核開発、ミサイル開発を続けていることは、米国にとって見逃せない事態になっています。

米国では空母カール・ビンソンを朝鮮半島の近海に派遣し、日本の海上自衛隊と合流するなどして北朝鮮に対する牽制を強めています。また放射性物質の収集を任務とする米軍の特殊観察機が緊急出動したというニュースも韓国にて報道されたという話もあります。もしこれが本当であれば、米軍が核実験の実行時期について何らかの情報を得たということも考えられるでしょう。

株式市場は何事も起こらないというストーリーで進んでいるようですが、何をするか分からない北朝鮮という存在は無視して良い存在ではありません。身の回りで万が一に備えるのとともに、市場への参加の際にもリスク管理を徹底することをお勧めしたいと思います。絶対なにもない、なんてことはあり得ないのです。

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