G20閉幕
2017.4.22

株式会社AWARDです。

米ワシントンで開かれていたG20(20カ国地域財務相中央銀行総裁会議)が閉幕しました。G20の構成国は非常に広い範囲に渡り、

アメリカ合衆国、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国、フランス共和国、ドイツ連邦共和国、日本国、イタリア共和国、カナダ、欧州連合、ロシア連邦、中華人民共和国、インド、ブラジル連邦共和国、メキシコ合衆国、南アフリカ共和国、オーストラリア連邦、大韓民国、インドネシア共和国、サウジアラビア王国、トルコ共和国、アルゼンチン共和国

となっています。名前が挙げられている国を見て頂くと分かる通り、先進国に限らず世界に対する影響力が大きい国と地域が含まれています。

G20の国と地域の合計値が世界に占める割合を挙げると、

国内総生産(GDP):世界の約90%

貿易総額:世界の約80%

人口:世界の約70%

となります。この会議が世界の安定化に寄与するところは大きいでしょう。

今回のG20ではトランプ米政権の方針や、米政権と各国の間に起こり得る為替や貿易をめぐる摩擦の可能性について話し合われたようです。今回の議長国はドイツになりますが、会議の中で市場開放の重要性に対してG20の各国で認識を共有していると中央銀行総裁が述べたため、保護主義を謳うトランプ米政権と各国との緊張は和らいで来ているようにも見えます。

G20の地域財務相中央銀行総裁会議は3月にも開催されていたこともあり、共同声明の採択などはありませんでした。次は7月にトランプ大統領や安倍首相も参加するであろうG20首脳会議がドイツで行われます。そこでの合意次第で、為替や貿易に関してのリスクは大きく後退するでしょう。

また、地政学リスクの高まりに対しては、各国・地域がすべての政策手段を動員していくといった合意があったようですが、個別の事例には触れられなかったようです。日本にとって気になるのは北朝鮮を中心とするリスクの高まりですよね。ロシアが軍隊を北朝鮮に向けて移動させているというニュースも流れており、個別の事例に関しては気が抜けないところです。

明日にはEUの未来を左右しかねないフランスの大統領選挙も控えており、そちらにも注目です。

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