どうなる北朝鮮情勢
2017.4.16

株式会社AWARDです。

昨日15日は北朝鮮で核実験が行われるかもしれない、と米政府などが警戒していましたが、どうやら行われなかった模様です。しかし、米軍は北朝鮮が核実験を行った際には先制攻撃もありうる姿勢で準備していると報道されており、今後の情勢がどう動くかはわからない状況です。

米国として今後に北朝鮮に対して取り得る戦略としては、3つほど挙げられるかと思います。

中国へ働きかけ北朝鮮の核開発をやめさせること
〇軍事的圧力をかけながら対話をすること
軍事行動で解決すること

中国への働きかけについては、4月上旬に行われた習近平氏とトランプ氏の直接会談でもされており、北朝鮮への経済制裁を含めた要望が伝えられたようです。ただし中国側の主張は、北朝鮮が中国としてもコントロールできない状態にある、というものですので北朝鮮の暴走を止めることができるのかは何とも言えないところです。

軍事的圧力をかけながらの対話に関しては、過去幾度となく米朝間で行われてきたことでした。今回のケースも落としどころはここになるのかもしれません。過去の例として1993~1994年に米国のクリントン政権が北朝鮮への軍事攻撃開始へ向かったことがありました。この時も実際の攻撃は回避され、対話によって北朝鮮は一時的に核開発をストップするということになりました。

なお今回もし軍事行動に至った場合にはどのような事態になるのでしょうか。北朝鮮のミサイル開発や核開発が十分に進んでいなかった1993~1994年の時でも、米軍が軍事行動を開始した場合には軍人と民間人を合わせて100万人に上る犠牲者がでることが見積もられていました。それから20年以上が経ち、北朝鮮は当時に比較してはるかに高い軍事力を有してしまっています。もし、米国の軍事行動が始まれば日本も対岸の火事ではいられないのは明らかであると思われます。

これからしばらくの間、北朝鮮情勢は緊張感のある状況が続くと思います。もし何かが起こった時には日本が受ける影響も甚大ですので、ニュースには注目していきましょう。

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