G20開幕
2017.3.18

株式会社AWARDです。

日本時間の本日未明に、G20(20ヶ国地域財務相・中央銀行総裁会議)がドイツにて開幕しました。今回は米国のトランプ政権が発足して初めてのG20ということで、米国がどのようなスタンスで臨んでくるのかが注目されています。

参加国は、

アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、欧州連合、ロシア、中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン

となっており、先進国から発展途上国まで多岐に渡ります。G20に参加している国・地域の国内総生産(GDP)を合計すると、世界全体の90%ほどを占め、貿易総額は世界の80%に上ります。また加盟国の総人口をあわせてみても世界全体の3分の2ほどになります。この会議に参加している国で、世界の動向はほぼ決定すると言っても過言ではないのではないでしょうか。

過去のG20での声明としては、

・為替の過度の変動は経済に悪影響を及ぼす
通貨の競争的な切り下げを回避する
保護主義に対抗する

といったものがありました。日本の黒田総裁が率いる日銀の異次元の金融緩和は、通貨の切り下げ目的ではないことを説明して過去に各国からの了承は得られていたようですが、為替に関しては世界各国も気を使っているテーマになっています。

また保護主義に対抗する、というのは貿易に関しての文言になります。しかし、昨年2016年は、英国のEUからの離脱、米国第一主義を掲げるトランプ氏の大統領選勝利など、保護主義に繋がる動きがあった年でもありました。特に米国は貿易赤字削減に向けて輸入に対する課税を検討するなど保護主義的な姿勢を既に強めているところでもありますので、この文言が今回も踏襲されるのかは気になるところです。

今回のG20には日本からは麻生財務相と黒田日銀総裁が参加しています。どのような成果が生まれるG20となるのか声明の発表が楽しみなところです。発表後には為替や株式市場が変動する可能性もあるので、その点には注意をしていきましょう。

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