米国株式下落
2017.1.19

株式会社AWARDの渡邉です。米国の株式が4日連続で下落しています。18日の米株式市場でダウ工業株30種平均の終値は前日比22ドル05セント(0.1%)安の1万9804ドル72セントとなりました。11月8日の大統領選でトランプ氏の当選が決まってから4日連続で株式が下落するのは初めてのこととなります。

理由はトランプ次期政権の経済政策をめぐる不透明感からくる利益確定を目的とした売りだと考えられています。20日には大統領就任式を控えていますが、株式市場は熱い歓迎ムードのままではいてくれない模様です。

僅差で大統領選に勝利したトランプ氏は、支持率の面でも過去の大統領と比較すると苦しいスタートを切ることになります。1月4-8日に実施された世論調査では支持すると答えた人の割合が40%でした。また、支持しないとする回答者は55%であったため支持しない人の割合の方が高いことになります。

同様の調査は過去の大統領が就任する前にも行われており、2009年にオバマ大統領が就任する際の調査では支持率が78%に上りました。また2001年のジョージ・W・ブッシュ元大統領の場合は62%でした。直近3期の大統領の中では圧倒的に低い支持率で政権運営が始まります。

また選挙期間中に差別的な発言が多かったことも取り巻く環境を悪くしていると言えるでしょう。大統領就任式に合わせて多くの団体がデモを企画しています。米当局は就任式の前後で27団体にデモの許可を与えているそうです。就任式翌日に予定されているデモでは主催団体の見通しで約20万人が参加するとされています。

過去の自身の言動から就任式を取り巻く状況は決して良くは見えないトランプ氏ですが、当選以来米国の株式は大きく上げてきたのは事実です。米国にとっても世界にとっても異色の大統領であるトランプ氏。就任式でどのような演説があるかを楽しみにしながら見てみてはいかがでしょうか。

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