世界の富の偏り
2017.1.17

株式会社AWARDの渡邉です。本日はあるNGO(非政府組織)から報告された衝撃的なデータをご紹介させて頂きます。それは、

ある8人の資産が36億人の富に相当する

という事実です。これを発表したのはオックスファムというNGOで、貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を100カ国以上で展開している団体になります。日本でもその活動は展開されており、オックスファム・ジャパンとして各国への支援を行っています。

オックスファムジャパン

今回報告された内容は、世界で最も裕福な8人の大富豪の資産が、世界人口のうち下位50%(約36億人)の合計額とほぼ同じだとするものです。

報告書では貧富の差がかつてないほど拡大していることが指摘されています。ちなみに2010年には43人が世界人口の半分に当たる36億人の資産と同等の資産を所有していたとされています。たった数年の間に大富豪たちが大いに資産を増やしたのに対して、下位の人たちの富はほとんど増えなかったことになります。

多くの労働者の収入が伸び悩んでいるのに対し、最富裕層の収入は2009年以降の平均で年間11%増加していることも指摘されています。富裕層がより資産を増加させている理由のひとつが、富が富を生む資産運用の力にあることはまぎれもない事実でしょう。

なお2015年の世界の大富豪ランキングを参考までに出してみます。

8位 クリスティ・ウォルトン (米) 417億ドル
6位 チャールズ・コーク/デイビッド・コーク (米) 429億ドル
5位 ラリー・エリソン (米) 543億ドル
4位 アマンシオ・オルテガ (スペイン) 645億ドル
3位 ウォーレン・バフェット (米) 727億ドル
2位 カルロス・スリム・エル― (メキシコ) 771億ドル
1位 ビル・ゲイツ (米) 792億ドル

8人の資産の合計を今の為替レートで考えると、約50兆円となります。多くの方が事業を起こした企業家やその家族であり、自社の株に加えて様々な資産運用を行っていることが背景から浮かびあがってきます。

貧富の差が拡大する中、資産を守りながら自分自身の人生を歩んでいくためにはお金に関する知識、そして資産運用のスキルは必須なのではないでしょうか。衝撃的なデータではありますが、世の中の仕組みを垣間見ることができる良い報告なのではないかと思います。

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