社長のお金の残し方
2018.5.25

株式会社AWARDです。

会社の経営者さんは、個人のお金と会社のお金の両方のことを考えなくてはいけません。会社が入っている場所の家賃、従業員の方の給料、税理士さんに支払う報酬などなど、会社をやっていると必ず出ていくお金があります。その一方で、会社のことだけでなく、自分自身がもらうお金のことも気にしなくては手元にお金がない状態にもなりかねません。

個人と会社の税金の差


個人と会社ではかかってくる税金が異なります。例えば個人の場合は所得税を皆さん支払っているかと思いますが、会社の場合は法人税を支払うことになります。個人の所得税は最高税率が45%となりますが、法人税の最高税率は23.2%です。個人で税金を払うのと、会社で税金を払うのでは大きく税率が異なりますので賢くやると残るお金を増やすことが可能になります。

会社の社長の場合は、基本的には役員報酬という形で会社からお金を貰うことになります。この役員報酬の数字と、会社に残す利益の額を調整することで、個人と会社に残るお金の合計額を最大化することが可能です。ただし、役員報酬は会社の期初の定められた期間にしか変更ができませんので、しっかりと計画を立てた上で決めなければいけません。

会社からのお金の出し方


さて、会社から個人にお金を移すのは意外とむずかしく、役員報酬以外の手段は限られてきます。しかし、そんな中でも手がないわけではありません。例えば有名なところですと、出張旅費を利用することで会社から個人にお金を移すことができます。

会社を経営していれば、研修や取引などで出張をする場面が出てくることでしょう。そのような場合には、出張旅費規程を作成しておき、出張した本人と会社との間で出張費の精算を行うことで税金を支払わずに会社から個人にお金を移すことが可能です。出張旅費規程とは、出張に係る諸経費の取扱いを定める社内規程なのですが、法律の縛りがないため社会的な常識の範囲で妥当額を設定することが可能です。このように工夫次第では会社のお金と個人のお金をマネジメントすることができます。

税金との付き合い方


高額のお金を稼ぐ能力に長けている方ほど、税金の悩みはつきません。所得税も法人税も、高い所得や利益をあげている場合ほど、高い税率が課されるようにできています。大きいお金が得られるようになってきたら税金とも上手に付き合っていくことを考えなければいけません。

ただし、節税になるからといってむやみに節税策を講じていくのは危険なことでもあります。節税になる行為というのは、個人や会社のお金を結果的に減らしてしまうケースも多いからです。長期的なシミュレーションをした上で、自分がやろうとしていることが本当にプラスになるのかも考えていく必要があるでしょう。

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