ジュニアNISAと暦年贈与【相続】
2016.2.1

株式会社AWARDの渡邉です。本日は2016年1月1日に始まったばかりの ジュニアNISA について書いていきます。

こちらは2014年に始まったNISA(少額投資非課税制度)の子ども版となります。ジュニアという名の通り0歳から19歳までの未成年専用の口座です。使い方としては子ども名義でジュニアNISA口座を開き、親や祖父母から資金を提供してもらった上で親権をもっている方が代理で口座内での運用をおこなうことになります。

ジュニアNISA口座で得られる配当金や売買益が非課税になるのは通常のNISAと同様で、通常売買益と配当金に課せられる20.315%の税金がゼロになります。また、普通のNISA口座では2016年1月より年間120万円(昨年までは100万円でした)までの運用が可能になりましたが、ジュニアNISA口座では年間80万円までの投資金額が非課税対象となります。

ジュニアNISAの年間80万円の非課税枠ですが、同時に考えるべきポイントとしては贈与税があります。みなさんは、暦年贈与の非課税枠110万円というのはご存知でしょうか??かつては60万円まで非課税だったのですが、現在は110万円まで非課税になっています。通常の贈与は、その年の1月1日~12月31日で贈与を受けた価額を合計して贈与税の計算をするため「暦年贈与」と呼ばれます。このとき110万円までは贈与税が課税されず申告の必要もありません。

ジュニアNISAは親、祖父母が子どもの口座へと資金を拠出するため子どもへの贈与に当たると考えられる訳ですが、ここでの非課税枠は年間80万円ですので最大限に使用しても贈与税がかからずに済む訳ですね。

80万円(ジュニアNISAの非課税枠)≦110万円(暦年贈与の非課税枠)

ということです。
親や祖父母から、暦年贈与を使用して下の世代に資金を移していく事は将来に向けた相続税対策としても有効であると考えられます。次回はジュニアNISAのデメリットと具体的な使い方について解説していきます。

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