住宅ローンを借りた後
2018.9.10

株式会社AWARDです。

過去を振り返ってみても、現在の日本の金利は歴史的な低さにあります。銀行預金の金利は0.001%しかつかず、ほとんどお金は殖えません。しかし、その一方でお金を借りる人にとっては低金利なのはとてもありがたいことです。住宅ローンを借りるハードルも過去に比べるとずいぶん下がっています。

低金利の恩恵


現在は住宅ローンを借りる際の金利が1%を切ることも珍しくありません。2018年7月時点の三井住友銀行の変動金利では、引き下げ幅が最大となった場合、適用される金利は0.625%となっています。ネット銀行まで含めれば0.5%を切るような金利の住宅ローンも存在しています。

大きな金額の借入を起こす住宅ローンでは、金利が月々の支払いや総返済額に大きな影響を及ぼします。そして低金利のうちに借り入れを起こした方がその恩恵は多く受けられるため、今のうちに住宅ローンの借り換えをしたり住宅を購入したいと思っている方も多いでしょう。

低金利だからこその注意点


しかし、現在は超低金だからこそ注意したいことがあります。それは多くの変動金利型の住宅ローンでは、金利が変動する可能性があるということです。例えば5,000万円の住宅ローンを借りて、金利が0.5%から1.5%に変わった場合を考えてみましょう。元利均等返済で借入期間35年ですと、

【金利0.5%の場合】
毎月返済額:129,792円
総返済額:54,512,640円

【金利1.5%の場合】
毎月返済額:153,092円
総返済額:64,298,640円

となります。金利が1%上昇するだけで月々の支払額は2万円以上上昇し、総返済額は1000万円ほど変わってくることになります。もちろん急に金利が上昇する可能性は低いですし、返済額が急に上がることもないのですが、金利が上がることが大きなインパクトを持つのは知っておいていただきたいところです。

借入後は手元の資金を増やす


現在は金利が低いからこそ、大きな金額の借入でも問題なく返済できてしまう場合があります。そして、元の金利が低いからこそ、その金利が上昇したときの毎月返済額や総返済額の増加は非常に大きく感じられるのではないでしょうか。最初の借入の時点で無理をしすぎないことも大切ですが、その後に金利が上昇する可能性も想定し、強い家計を作っておくことが重要です。

金利が上昇したときに毎月返済額や総返済額を減らすのに取れる有効な手段は繰上げ返済になります。現在は低金利なので繰上げ返済は効果的ではありませんが、金利の上昇局面に備えて繰上げ返済ができる資金を手元に作っておくのは有効なリスクへの対策になります。金利が低く余裕のある時期から、将来くるかもしれない未来への準備をしていっていただければと思います。

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