マイホームと頭金
2018.8.26

株式会社AWARDです。

頭金は入れるべきか、入れないべきか。マイホームを買うときに、多くの方が悩むポイントのようです。最近の傾向と考え方について書かせていただきたいと思います。

できるだけローンがお得?


日銀がゼロ金利政策をはじめてから、住宅を買う際に借りる住宅ローンの金利はとても低くなってきました。最近ですと、変動金利で0.5%を切るような金利で借りれる例もありますし、固定金利でも1.0%前後で借りれることがあります。過去は住宅ローンを借りると、実際には買った家の2倍近い金額を金利も含めて支払うということもあったのですが、最近の低い金利ではそのようなことはほぼなくなっています。

また住宅ローン減税制度も考えると、特定の条件下においては住宅ローンを借りた方が金銭面でお得になることがあります。

・自ら居住すること
・床面積が50m2以上であること
・中古住宅の場合、耐震性能を有していること

といった条件を満たすことで、住宅購入から10年間の間、毎年の住宅ローン残高の1.0%を所得税から控除(控除しきれない場合は住民税からも一部控除)できるため、1.0%以下の金利で住宅ローンを借りた場合、数字上でも住宅ローンを借りた方がお得になるのです。

頭金を入れない場合でも


しかし、これらの状況があるからこそ無理な住宅ローンを組んで将来に不安を残す方も増えていると言えます。住宅ローンが借りやすい状況であるため、十分な資産を用意する前に住宅を購入することができてしまうのです。変動金利の場合であれば将来の支払い額は増える可能性もありますし、将来の支払い額が変わらない場合でも、勤めている会社の状況が変わることで収入が変動する可能性はあります。そういった場合に柔軟に対応できるよう、住宅を購入する場合には資産にも余裕をある程度は持っておきたいものです。

結論としては、現在のような低金利の状況であれば、頭金に入れる額はすくなくても良いと思います。ただし、頭金を入れないと、住宅売却時に手元に資金が残らず住宅ローンが残ってしまう可能性が高まるので、住宅以外の部分で資産をしっかり作れるように準備をすることが肝要だと考えます。夢のマイホームとは言いますが、大きな住宅ローンを持つのはリスクでもあるのです。家計全体のバランスを考えながら、住宅購入は検討することをお勧めいたします。

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