不動産は中古が良い?
2018.6.9

株式会社AWARDです。

皆さんは家に住むのであれば新築と中古どちらが良いですか?なにもお値段のことなどを考えなければ新築に住みたい方の方が圧倒的に多いのではと思います。ただし、中古の物件を買うのは経済的にメリットが大きい可能性もあることをご紹介したいと思います。

不動産は経年劣化する


5000万円の家を買って35年ローンを組んで支払っていけば、将来はその価値の家が自分のものになる、と考えている方は多いでしょう。しかし、実際に35年後に手元に残るのは買った時よりも35年古くなった物件であることはすぐご理解頂けるのではないかと思います。

そして、残念ながら古くなった物件というのは価格が落ちていくのが普通です。東京カンテイが2017年10月に発表した首都圏の「新築物件の坪単価」と「その後10年ごとの坪単価」のデータがあるのですが、比べてみますと、

新築時:284.8万円

築10年:208.5万円

と26.8%も坪単価が落ちてしまうことが見て取れます。

ローンの返済スピードとの差


では5000万円の35年ローンを金利1%で組んで、それを10年間返済した場合の残債はどうなるのでしょうか。元利均等返済の場合、毎月の返済額は14万円ほどになり、ローン残債は、

借入時:5000万円

10年後:3734万円

となっています。計算してみると25.3%しかローンは減っていないことになります。つまり新築の物件を購入してローンを返済していっても、物件の価値下落スピードがローンの返済スピードを上回る可能性は高い、ということになるでしょう。

中古という選択肢


これらのことを踏まえて出てくるのが中古物件という選択肢です。先ほどの首都圏の「新築物件の坪単価」と「その後10年ごとの坪単価」のデータの続きとして築20年、築30年を見てみると、

築20年:138.2万円

築30年:131.6万円

とほとんど値下がりしなくなっていきます。このデータからわかるのは、新築の物件は築20年前後までは値下がりしやすく、築20年以降は値下がりしにくいということになるでしょう。築年数が古くなると、土地の価格に物件の価格が近づいてくるのが理由の一つとしてあります。

こうしたデータから判断すると、築古の物件を購入するのは自身のお金を守る上では合理的な判断になるのかもしれません。ただし、自分の住む家に関してはどれだけの幸福度をそこから得られるかなども重要です。様々な要素を考慮した上でベストな選択をして頂ければと思います。

カテゴリーから記事を探す