家を買うときの頭金
2018.4.27

株式会社AWARDです。

マイホームを買うときに頭金を用意するのはある種の常識とされているように思います。頭金を入れて足りない部分でローンを組む、というのが良くあるパターンですが、これは本当に正しい選択なのでしょうか。

住宅ローン控除を活用する


実は必ずしも頭金を多くしてローンを借りる額を小さくするのは得だとは言えません。なぜならば、今は住宅ローン控除というとてもお得な減税措置があるからです。この住宅ローン控除では、住宅を購入する際に借りたローンの額の最大1%がその年の所得税、住民税から返ってきます。ちなみにこれは家を購入してから10年間続きます。

いくつか条件はありますが、消費税8%の場合ですと最大年40万円×10年間で400万円の減税が期待できます。さらに長期優良住宅、低炭素住宅といった条件を満たした住宅ですと、最大年50万円×10年間で500万円まで減税されます。住宅ローンの金利が1%を切るのも珍しくない今の時代ですと、この制度を最大限に活用しない手はないでしょう。

住宅ローン控除の条件


住宅ローン控除を使うためには購入する住宅がいくつかの条件を満たす必要があります。代表的なものとしては、

①床面積が50m2以上であること
②借入金の償還期間が10年以上であること

等が挙げられます。一人暮らし用の1LDKや1Kなどですと、広さの要件を満たさないことも多いでしょう。家族で住む2LDK、3LDKなどでは、大半の物件で条件を満たしてくるのではと思います。

実際に頭金を入れた場合と入れない場合で減税される額を考えてみましょう。例えば4000万円の家を買おうとするとき、頭金を1000万円入れるとローン残高は3000万円でその年の減税は最大30万円となります。しかし頭金を入れずに4000万円のローンを組んでいると最大40万円が減税されることになるのです。つまり減税される間は、あえてローン残高を残していた方がお得になるということですね。

10年後に繰上げ返済も


では使わなかった頭金はどうすれば良いのでしょうか。それは住宅ローン減税が終わる10年後に向けて大切に守るか殖やしておくべきでしょう。住宅ローン減税が続くのは10年間。それ以降はローン残高が多い恩恵はありません。ですので減税の効果がなくなる10年後に繰上げ返済をしてローンを減らしてしまうのも手だと思います。

10年後のタイミングで繰上げ返済をするかどうかは、その時の金利の情勢によって判断しても良いでしょう。借りたローンの金利が低いままであれば大きな金額を低金利で借りていられるのは有利なことですし、金利が高くなっているのであればその後の返済負担のことも考えて早めに繰上げ返済してしまっても良いと思います。

国が用意している減税制度ですから、上手に使うとかなり大きく得をすることができます。制度の中身を知ってぜひ活用してみてくださいね。

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