年金の受給時期
2018.2.17

株式会社AWARDです。

毎月支払っている年金の保険料。こちらは将来的に自分自身も年金をもらうために支払っているかと思います。そんな年金ですが、今の制度ですと何歳からもらえるかご存知でしょうか?

国民年金は65歳から


現行の制度ですと、国民年金という基本になる年金の部分は65歳から支給されることになっています。会社員の方で厚生年金に加入している方ですと、もっと早い段階から厚生年金をもらえる方もいらっしゃいますが、段階的にそちらの支給開始年齢も65歳に引き上げられています。

最近は定年の年齢を引き上げる話や、60歳以降も再雇用で働く場所を確保する話などを良く聞くようになってきました。年金制度自体が今よりも平均寿命が短い時代に作られているため、そのままの姿で制度を維持するのは難しくなってきているのです。

繰り上げ支給と繰下げ支給


ちなみに現行の制度では、年金を60歳から繰り上げて支給してもらうことや、70歳まで繰り下げて支給してもらうことも可能になっています。早くもらった方がお得なようにも思いますが、60歳から支給してもらう場合は月々もらえる年金の額は通常の70%に減額されてしまいます。これに対して70歳まで繰り下げて支給してもらうと通常の142%の年金がもらえることになります。

年金受給者の状況に応じて選択できる繰り上げ、繰り下げ支給ですが、政府として繰り下げて支給する人を優遇したいようにも見えます。年金財源の確保にあたってできるだけ支給を先送りしたいのかもしれません。そして最近は政府の会議において年金の支給開始年齢を70歳以降まで遅らせることも可能にするという案も出されています。75歳まで繰り下げて支給ということになってくると、人間の寿命には限りがありますから、長い期間支払ってきた年金の恩恵を受けられない方も多くなってくるでしょう。

老後の対策は自分自身で


このように現行の年金制度は定期的に見直しと制度変更が行われています。もともと自分が払った年金保険料を自分自身が受け取るという制度ではなく、現役世代が年金受給者世代を支えるという考え方でできている制度です。少子高齢化が進んだ日本においては現役世代にとってはどんどん不利な制度になっていくのは間違いないですし、実際になっています。

老後の資金は年金だけに頼っていては絶対にいけません。投資でも貯蓄でも良いですが、必ず年金以外に自分自身の生活を支える手段を用意するようにしてください。最近は政府も自分自身で年金を作ることを推奨しており、『つみたてNISA』や『iDeCo』といった税金を優遇する制度も用意しています。老後資金の準備は早いうちから考えておくべきでしょう。

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