確定拠出年金の使い方

株式会社AWARDです。

投資にチャレンジしてコツコツ資産を殖やしていくと、最終的には税金のマネジメントなども気になるようになってきます。特に不動産投資で得られた収益などは累進課税で大きくなればなるほど税率も高くなっていくため、税金をできるだけ減らせるように考えていくことになります。

会社員でも使える貴重な手段


そんな中で会社員でも使える貴重な税金を減らす手段が『確定拠出年金』と呼ばれるものです。確定拠出年金は『働いている間に積み立てた資産を運用し、自分の老後の年金をつくる』ものになります。さらに、年金をつくる手段として積み立てた資産を投資に回していくこともできるため、ただの貯金と比べると大きな金額を老後に残せる可能性は高まります。メリットをまとめると以下のようになります。

・掛け金が所得控除され、支払う税金が減る
・運用で得た利益が、運用期間中は非課税になる
・受け取るときに『退職所得控除』などの優遇がある

国が国民年金や厚生年金を補完するものとして制度化したのもあり、税制面でとても優遇された制度になっています。

いつ始めるのが良いか?


では確定拠出年金はどのタイミングで始めるのが良いのでしょうか。貯めたお金を運用することができるため、できるだけ早い段階で開始した方が大きなお金は作りやすくなります。ただし、一方で年金として積み立てるものであるため、60歳以降まで引き出せなくなってしまうという大きな弱点も持つ制度です。手元で大きなお金を使いたい時に、確定拠出年金にお金を入れてしまったことで使えないのでは本末顛倒ですよね。私の場合は、お子さんがいる世帯では子育て資金に目途がついてから、そうでない世帯では自宅の購入など大きなお金を使う予定がなければ早い段階で始めていくようお勧めすることが多いです。

2017年1月の制度変更


ちなみに2017年1月から確定拠出年金が使える対象者は広がっており、公務員の方や確定拠出年金制度が会社に導入されていない会社員の方も利用することができるようになりました。まだまだ個人で手続きして始めている方は少ないようですが、使った方が良い方は大勢いらっしゃるように思うので、ご自身の場合に当てはめて考えてみても良いかもしれません。例えば税率が30%の方の場合、年間に10万円確定拠出年金にお金を拠出したとすると、支払う税金の額は3万円減り、将来の年金として10万円を積み立てることができます。手元のお金が少ない方や、大きなお金を使うライフイベントが控えている方は少し注意が必要ですが、とても良い制度なのは知って頂ければと思います。

せっかくできた確定拠出年金ですが、まだまだ利用している方は少ないのが現状です。適切な方にうまく活用される制度になっていって欲しいものです。

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