世界で異なるモノの価値
2018.9.7

株式会社AWARDです。

モノの価値は世界で共通だと思いますか?普段意識することはほとんどありませんが、海外旅行などに行くとこの問いに対する答えはノーであることを多くの方が感じるはずです。本日はモノの価値について考えてみましょう。

モノの価値の決まり方


モノの価値はどうやって決まるのでしょうか。これは学校の授業でも習うところですが、『需要と供給』というのが本質的にあります。特定のモノを欲しがる人がたくさんいる場所では、そのモノは高く評価されることになりますし、モノが余ればその価値は低く評価されることになります。

例としてお水の価値を考えてみましょう。価値を測る尺度としては、ついている値段を使うことができます。最近では2Lのペットボトルに入ったミネラルウォーターが、コンビニで100円程度で買えるようになりました。昔に比べるとずいぶん値段が下がっていますよね。これに対して、夏場の屋外のイベント会場などでは1本200円の500mLのペットボトルに入った水が飛ぶように売れたりします。需要と供給でモノの価値が決まる良い例でしょう。

ビットコインの価格の事例


さて、先ほどはモノの価値が需要と供給によって異なる、という話でしたが、価値を測る尺度になるはずの通貨でさえ場所によって価値が異なってくることもあります。最近見た面白いニュースでは、デジタルアセットとして通貨のように使われ始めているビットコインの価格がイランで高騰した、というものがありました。

現在日本の取引所で1ビットコイン(BTC)を購入しようとすると、約70万円ほどで購入することができます。これに対して、つい最近イランでは約267万円という価格をつけたタイミングがあったそうです。その価格の差は3倍以上となりました。ちなみに価格上昇の背景には、米国からの経済制裁によるイランの通貨価値の下落と、イラン政府が9月4日に仮想通貨のマイニングを産業として認めたことが挙げられています。このように比較的通貨に近いビットコインの価格でも、国によって大きく異なるといったことが起きるのです。

価格差を利用した商売


こういったモノの価値が世界で共通でないことを利用して行われるビジネスに貿易があります。他国で安く仕入れられるものを、他の国に持っていくことで高く売ることができるのであれば利益が出ますよね。モノの価値が場所によって異なることを上手に利用すると、ビジネスが生まれることをぜひ知っておいてください。

海外旅行にいくと食事の値段や、ちょっとした移動に必要なお金の違いなどでも上記に書いたようなことを実感することができます。ご自身で国や状況によってモノの価値が異なることを体験するというのも貴重なことなのではと思います。

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