平成30年度予算案
2018.4.1

株式会社AWARDです。

国の運営は基本的には税金で行われていますが、税金の使い道は事前に予算案として決められています。日本の平成30年度の一般会計予算案が3月28日に成立していますので、本日はそちらの概要についてお伝えします。

100兆円近い歳出


一般会計の合計は977,128億円。約100兆円となっています。日本の運営は大まかに100兆円ほどで行われている、と知っておくと良いでしょう。この額は年を追うごとに増える傾向にあり、例えば10年前は約85兆円ほど、20年前は約84兆円、30年前は約62兆円ほどでした。

歳出の中で目立つのは日本の大きな課題でもある社会保障費関連でしょうか。全体の33.7%とおよそ3分の1が社会保障関連の予算となっています。また次に大きな支出として国債費があります。こちらも23.8%あるのですが、後ほどまた触れていきたいと思います。

歳入の内訳は


さて、これらの歳出は税収でまかなえるのが理想的な状態なのですが、実際にはそれほど上手くはいっていません。歳入のうち税金が占めるのは60.5%と半分とすこしといった状況になっています。では残りの部分をどうやってまかなっているかというと、ほとんどが国債、つまり国が借金をすることで捻出しているのですね。

歳入のうち公債金が占めるのは34.5%。我が国の運営は国民や金融機関から3分の1以上借金をして行われています。ちなみに歳出の中にあった国債費は過去に発行した国債の償還のためのお金であったり利払いのお金であったりします。つまり日本という国は借金なくして成り立たない国なのです。

実は状況は改善中?


このような面だけを見ると日本の財政状況はとてもひどいように思えます。しかし、過去から比べると状況はかなり改善しているようです。過去歳入のうち一番多く国債でまかなったのは平成21年度でその額は52兆円に上っていました。しかし、今年の国債の発行額は33.7兆円です。毎年の赤字国債の発行額は大幅に減っているのですね。

ここ最近の企業業績の向上なども財政の健全化に良い影響を与えているのだと思います。その代わりに、歳出で削られていく部分はいずれわたしたちの生活に影響を与えてくるのは間違いありません。国に頼り過ぎない生き方を模索するのもこれからは大切になってくるのではないでしょうか。

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