革命のファンファーレ

株式会社AWARDです。

10月4日の『投資の日』に西野亮廣氏が出版した『革命のファンファーレ』を読みました。~現代のお金と広告~という副題もついているこちらの本ですが、読んでみていくつか印象に残った点をピックアップしてみたいと思います。

お金の正体


『革命のファンファーレ』はビジネス書としての側面が強い一冊となっており、その中では『お金の正体』について触れられています。西野氏と言えば芸人でありながら『えんとつ町のブペル』という絵本を製作し、その製作費をクラウドファンディングで1億円以上調達していることでも知られています。その方が語るお金の正体、というのは興味深いですよね。ズバリ本の中で書かれているその正体は、

信用を数値化したもの

でした。こちらは私も完全に同意します。現在日本が使っている円というお金は国が保証することで信用という価値を持っています。そしてその信用を元に、ただの紙であったり金属であったりする紙幣や貨幣がお金として使用されているのです。さらに言えば最近話題の暗号通貨も信用が数値化されたものですよね。絶対になくならない電子記録、というものに利用者がお金としての価値をつけて利用しています。

貯信時代


またお金は信用を数値化するもの、として定義されている中で、これからの時代は『貯信時代』である、ということも書かれていました。信用を貯蓄する、つまり自身の信用を積み上げていくことが、やがて大きなお金を得ることに繋がる、といったテーマになります。これに関してはこれからはというよりも、今までもずっと信用は貯蓄すると豊かになりやすい性質を持っていたと思います。

ただ、クラウドファンディングやVALUといった、直接的に信用をお金に換えるツールがインターネット上に現れてきたのは比較的最近のことです。これらのツールの登場により、今まで以上に信用がお金に結び付きやすくなった、というのは間違いありません。信用がお金になる世界、というのは今までの概念からは直接的すぎて嫌がる方も多いかもしれませんが、実は以前からずっと行われてきた世の中の仕組みがはっきりと表に出てきた、と捉えられるのではないでしょうか。

お金の奴隷解放宣言。


また印象的な言葉に『お金の奴隷解放宣言。』といったものがありました。これは今までお金がなければできなかったことが、どんどん無料や格安でできるようになってきていることを示す言葉かと思います。特にわかりやすい例だったのが、書店の例です。書店では今までは限られた面積の本棚に、限られた量の本を展開して購買を促すことしかできませんでした。しかし、インターネットの登場により、その本棚の面積を無限にすることを実行した会社が出てきました。

それが、Amazonです。

Amazonではたいていの本が展開されていると思います。これは本棚という物理的制約をなくすことが、インターネットによって可能になったから。注文された本を、自社の倉庫、もしくは出版社から取り寄せ配送することで、無限とも言える種類の本を陳列することが可能になりました。

インターネットは他にも様々な物理的制約をなくしてきていると思います。それこそクラウドファンディングなども、自分が知らない人からお金の支援を受けることができる仕組みです。この物理的制約がなくなった世界をどう活かすかは、今こそテーマにすべきところなのではないでしょうか。

総じて非常に面白く考えさせられる本でした。ご興味がある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

革命のファンファーレ

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