投資と保険を同時に

株式会社AWARDです。

前回のコラムでは終身保険の流動性リスクインフレリスクについてご紹介しました。それではこれらのリスクを避ける方法としてどのようなものが考えられるのでしょうか。

保険と投資の相性?


実はその答えの一つが投資と保険を組み合わせることです。流動性の点を考えると、一般的に株式や投資信託の方が保険よりも優れています。貯蓄型の保険を一度始めてしまうと、長い間元本割れの期間が続くことになります。これは保険の解約時の手数料が非常に高いことに由来します。

株式や投資信託の場合は解約時にとられるのは売買手数料や信託留保額のみ。株式の売買手数料はネット証券であれば0円~数百円程度、そして信託財産留保額は0円~全体の0.3%程度です。解約でごっそり手数料が取られてしまう保険と比較すると流動性はかなり高いと言えるでしょう。

掛け捨てをあえて選択


そして適切な投資を行う場合には、あえて掛け捨ての保険を選択するのも良い考え方となります。貯蓄型の保険と比べると掛け捨ての保険は非常に安いのがメリットです。安い保険で十分な保障額を確保して、余裕ができた月々の資金は投資にまわしていく。これが最も効率が良い投資と保険の組み合わせになります。同じ保障額でも終身保険では20000円/月、定期保険でしたら3000円/月で作れたりします。そうしたら差額の17000円/月は投資にまわして殖やしていくわけです。

そして投資で十分な資産ができた際には保険はやめてしまっても構いません。1000万円の保障額が必要な方の場合、手元に現金が1000万円貯まればもう保険は必要ないですよね?最終的には保険をやめる事ができるように資産を積み上げていくと良いのではないでしょうか。

インフレリスクに強い投資


そして投資はインフレリスクにも抗うことができる方法になります。一般的にインフレが起きると株価や不動産価格、金価格などの投資対象は価格が上昇します。つまりこれらの資産に対して投資を行っていれば、インフレが起きた時に逆に資産を殖やすことができる、ということになります。

貯蓄型の保険は数十年後に貰える金額が固定されてしまうためインフレに弱いのですが、投資はインフレに強いのです。仮に安全な資産として貯蓄型の保険を選択した場合でも、インフレリスクへの備えとして投資も同時に行っていくことをお勧めします。

いかがでしたでしょうか?一見損に見える掛け捨ての保険ですが、同時に投資を行っている場合にはとても合理的な組み合わせだと言えます。多くのファイナンシャルプランナーが実際に掛け捨ての保険と投資を組み合わせています。ぜひ今までそんな組み合わせ考えてなかった、という方は検討してみて頂ければと思います。

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