北朝鮮 水爆実験か

株式会社AWARDです。

昨日は北朝鮮の6回目の核実験により世界に衝撃が走りました。実験が行われたのは2016年9月以来となり、今回はかつてない規模の揺れが観測されたため、水爆の実験が行われたのではないかと言われています。

水爆実験が意味するもの


北朝鮮が開発を進めているものに、大陸間弾道ミサイルであるICBMと水爆を含む核爆弾があります。開発されているICBMの射程から考えると、北朝鮮はすでに米国の一部に対してもミサイルを使用した攻撃を加えることができるとされています。

また今回の核実験でICBMに水爆を搭載できる可能性も示唆されたこととなり、韓国、日本といった近隣の国だけでなく、米国にとっても北朝鮮の脅威が格段に増したと捉えることができるでしょう。

原子爆弾と水素爆弾の威力の差


原子爆弾と水素爆弾はその技術的な違いにより、大きな威力の差があります。過去に開発された中で最も大きな威力を持っていたロシアの水素爆弾は、広島や長崎に投下された原子爆弾の約3300倍の威力があるとされています。

その水素爆弾によって投下によって現れるきのこ雲の高さは富士山の10倍ほどで、仮に東京の都心に落とされた場合には関東全域に多大な被害をもたらします。仮に北朝鮮が水爆の実験に成功したとするならば、今後の対話の難易度はさらに増したと言えそうです。

米国は経済制裁の強化で対応か


核実験とそれを取り巻く一連の流れの中で、多くの政治的な思惑も入り乱れています。北朝鮮にとってはICBMや水爆の保有は強力な外交カードです。

トランプ米大統領は北朝鮮の水爆実験の成功発表を受け、同国とビジネスを行うあらゆる国との貿易を停止して経済制裁を強化する考えを示しています。マティス米国防長官は多くの軍事的選択肢があることも示していますが、当面の対応は経済制裁になる様子です。

週が明けた9月4日午前7時現在、ドル円の為替は109.6円程度になっています。軍事的な緊張は経済面にも影響を及ぼします。9月9日には北朝鮮の建国記念日も控えているため、引き続き軍事的な挑発行為に警戒していきましょう。

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