iDeCoのデメリット

株式会社AWARDです。

本日は引き続きiDeCoがテーマです。積立、運用、受取の3つの段階で税制上のメリットを享受できるiDeCo。大きなメリットがあるので誰でも始めた方が良さそうに見えますが、実はそうではありません。今回はiDeCoのデメリットに焦点を当てていきます。

60歳まで出せないお金に?


最大のデメリットはその流動性の低さです。iDeCoに一度入れてしまったお金は、原則として60歳まで引き出すことができません。ですから、5年後、10年後に使うような短期のお金の運用には全く向いていないのです。iDeCoに頑張って積立をしていて、その中にお金があったとしても、マイホームの頭金にも結婚資金にも学資にも使えないということですね。iDeCoの中に入れたお金は、あくまでも『年金用』として割り切るようにしましょう。わたしの場合、お子さんがいるご家庭では教育資金の目途がついてから始めるくらいでちょうど良い、とお伝えすることが多いです。固定化されるお金であることは強く意識すべきでしょう。

iDeCoならではの手数料


通常の証券会社や銀行にお金を入れているだけの場合、手数料はかかることがありません。しかし、iDeCoを利用するときには、「加入時の手数料+口座管理手数料」など通常はない手数料がかかります。普通の投資信託とは手数料のかかり方が違うので注意しましょう。 ただし、iDeCoを利用する際の金融機関の選び方次第では、コストを減らすことも可能です。ネット証券などはiDeCoを利用する際の手数料を低くする営業努力をしていますので、普通の銀行などと比べると格段に手数料が安かったりします。手数料を払い過ぎないのはお金を殖やす上での鉄則です。最初の金融機関選びは慎重に行いましょう。

最後のデメリットは、、、


そして最後のデメリットは、運用商品を自分自身で選ばなければならない、ということです。これはメリットの裏返しでもあるのですが、証券会社などを利用したことがない方にとっては、iDeCo内でいきなり商品を選べと言われても困ってしまう方が多いのではないでしょうか。iDeCoで選べる中身の商品は、良い証券会社を選択すると非常に優れたものが存在しています。しかし、運用の経験がない方は良い商品があってもそれを選択する基準がないので、結局iDeCo内でも預金のまま預けてしまうだけになってしまったりします。運用益が非課税になる制度で、預金のままにしておくのは非常にもったいないことだと言えるでしょう。

国が設定した制度であるiDeCo。NISAも含めて、国としてももっと多くの方に資産運用に取り組んで欲しいという想いはあるのでしょう。優れた制度も使わなければなんの意味もありません。ぜひこのコラムを読んでいる皆様には、これらの優れた制度をご自身の人生において役立てていって頂きたいと思います。

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