人の価値が株式に?

株式会社AWARDの渡邉です。

最近ウェブ上で話題になっているサービスに『VALU』というものがあります。このVALUが一体どんなサービスなのかというと、個人の株式を公開できるサービスになります。

個人の株式ってどういうこと?


個人の株式といっても、すぐにイメージが湧く方は少ないかもしれません。一般的に企業が株式を公開する、というのは企業の上場のことを指します。会社というのは上場することで、株式市場で売買を行う一般の投資家から広く資金を集めることができます。つまり上場というのは、資金調達の手段のひとつになるわけですね。

これに対して、このサービスでは夢や目標のある個人が模擬株式『VALU』を発行します。この『VALU』を仮想通貨で購入してもらう形で支援を受け、『時価総額』を高めたり、優待など見返りを届けることも可能です。そして仮想通貨として使用されるのはビットコインになります。

誰のVALUが公開されてる?


6月5日時点でVALUの時価総額で上位にランクインしていた方々の名前を見てみると、

イケダハヤトさん
…プロブロガー、ライター。

堀江貴文さん
…日本の実業家、著作家、タレント。

はあちゅうさん
…作家・ブロガー。

などでした。ちなみにイケダハヤトさんのVALUの時価総額は6月5日時点で20億円を超えています。また実際にサービスを利用することで、1000万円以上の資金調達ができたともブログで報告してらっしゃいました。今のところウェブ上で影響力を持っていて、早期に参入した方がランキングの上位で目立っている印象です。

今後の展開


資金調達の手段になり得るということで法的な問題なども気になるところですが、サービスの開発が始まった約9ヶ月前から頻繁に金融庁を訪れることで1つ1つの機能に法律面の問題がないか確認してきたそうです。法律面では今のところすぐに問題になることはなさそうですね。

ただし、上場株式は保有している分だけ会社の経営権が手に入ったり、配当を貰う権利が発生したりしますが、VALUには発行した個人が負う義務のようなものがありません。今のところ個人の信用、人気だけで価値が上がっているような状況ですので、今後VALUを持っている人に対する価値が本格的に提供されるようになれば、より利用する人が増えていくかもしれません。

総じてVALUは画期的なサービスではありますが、本質がわからずに売買するのはどうなのかな、といったことも感じました。今のところ個人に対してお金を寄付するクラウドファンディングのような要素が強い状態ですね。今後VALU保有者がメリットを受け取れる仕組みがしっかりできていけば、新しい個人の資金調達手段として有効なものになってくるかもしれません。

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