FPの抱える問題点③
2017.5.4

株式会社AWARDです。

前回のコラムではFPの抱える問題点を大きく3つ取り上げさせて頂きました。その3つとは、

・偏ったコンサルティング

・高い手数料の商品販売

・高い離職率

です。これらの問題点に対する弊社の考え方について本日はご紹介いたします。

まず1つ目の特定の分野に偏ったコンサルティングです。こちらに関しては2つほど解決策があるのではないでしょうか。その2つとは『専門職のチームを組むこと』『独立系FPとして仕事をすること』です。

専門職のチームを組むのは、弊社以外でも色々な取り組みが始まりつつあるように思います。例えば、相続対策。不動産会社からの提案、保険会社からの提案など個別に受けていくと、結果として納税資金が確保できなくなったり資産を大きく目減りさせたりしてしまうこともあります。そこで最近では、弁護士・司法書士・不動産鑑定士・税理士・保険専門FP等の専門職がチームを組んで、一手に相談事例を引き受けている例などもあります。これでしたら偏った提案にはなりにくく、総合的な問題解決が可能ですよね。

そしてもう1つの解決策が独立系FPとして仕事をすることかと思います。特定の金融機関に所属をしないことで幅の広い提案を常に行うことが可能です。個々人に合わせて保険・不動産・金融資産運用等すべての相談を受けることができる窓口になるということですね。弊社はこちらの立場として仕事をしています。その仕事の中には、金融商品の精査や研究といったことも含まれており、日々自身の能力も向上させることを意識しています。

そして2つ目の会社の指示による高い手数料の商品販売。こちらに関してもいかに自由な立場で仕事をするか、というのがポイントになるかと思います。自身の収益のポイントをどこに作るのか?手数料を目当てにしないで良い提案の幅を確保できるかどうかと、販売する側の信念が大切になってくるかと思います。例えば多くの会社と提携している保険ショップなどが駅前によくあります。ああいった場所では幅広い商品ラインナップから商品提案を受けられますが、担当者によって提案スキルはバラバラです。数十社の取扱があっても提案する商品を最初から決めてしまっている方なども見受けられます。自分が相談する側であれば相手がいかに信念を持って仕事をしているかを見抜く力が必要です。

3つ目の高い離職率ですが、FP側の視点としては『情報料を頂ける能力をつける』こと、そして相談する側であれば『相手が長く仕事をしているか』に着目してみてはいかがでしょうか。結局卓越した提案力を持つFPは、長く仕事を続けられることが多いです。ですから仕事を始めて間もないFPに対しては相談をしないというのも一つの選択肢ではないかと思います。そしてFP側としては、手数料目当ての提案をせずに長く仕事を続けるためには、情報料として顧問契約や教育でお金を頂ける能力を身に付ける必要があるのだと思います。欧米などでは情報にお金を支払うというのが日本よりも一般的です。日本では情報に対してお金を支払う文化があまりないのですが、そのために手数料ビジネスの世界で大きく損をしていることもあるのです。

いかがでしたでしょうか。FPの抱える問題点に対して、FPとしての立場、相談者側の立場からいくつか考え方をご紹介してみました。本来非常に多くの活躍の舞台があるはずのFP。もっと日本でも認められ頼られる仕事として確立していくよう弊社としても取り組んでいきたいと思います。

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